テレビ番組制作会社だって社員旅行に行くのさ!
「社員旅行はチームワークだから」
なるほど・・・。
某番組制作会社の社長の一言で【社員旅行の意義】が一気に解明されました。
この会社では年に1回社員旅行を実施しています。
社長との距離が近く、社員同士が仲が良いこの会社の秘密がわかった気がします。
「最近は社員旅行に行きたがらない社員が多いらしい」
そんな話になり、社長は若い世代に理解を示しつつも、そういう人は番組制作の仕事には不向きではないとおっしゃいました。
番組制作はチームワークの塊です。
社のみんなで交流を深めることが出来る社員旅行を嫌がるようでは仕事の様子も目に浮かびます。
社員旅行に対してこんな意見もあります。
「社員旅行なんてバカバカしい」
「その分をボーナスで支給して欲しい」
「社員旅行ってパワハラじゃない?」
確かに、仕事とプライベートが混同しているような社員旅行は今の若者には受けないかも知れません。
ただ、テレビ業界は孤高のクリエイター気取りでいられる世界ではありません。
人と関わることが仕事みたいなところもあります。
だから求人票には必ず「コミュニケーション能力のある方」と書いてあるのです。
テレビ業界に身を置くのであれば、社員旅行を楽しむくらいの器量がないとやってられません。
やはり社内イベントで一番多いのは社員旅行です。
産労総合研究所調べ「2014年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」
産労総合研究所調べ「2014年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」
年々明らかに減ってきていますが、46.0%の企業が社員旅行を行っています。
いつも時間に追われている番組制作会社も社員旅行を実施するところは意外にあります。
毎年海外に行っちゃう番組制作会社もちらほら知っています。
全員揃うことが大切なので、あまりにも社員数が多いところは難しいのですが、まさにチームワークが命の少数精鋭企業には絶好の機会になります。
社員旅行が離職率を抑える!?
社員旅行はもちろん運動会などの社内イベントを積極的行う某ベンチャー企業では、社員の離職率を抑える効果が出ているそうです。
さらに、楽しそうな社内イベントをしている会社と認知されることによって、新たな採用にも繋がっているらしいのです。
データでも証明されている!?
産労総合研究所調べ「2014年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」
社員旅行実施率が上がれば、定着率も上がってくるのではないでしょうか!そう信じたい!
《石川かおり》