“一声”がADを救う!?コミュニケーション能力はこんなところでも問われるのかも

2014年11月25日

『あいさつ一声運動』『ふれあい一声運動』『愛の一声運動』・・・etc

お年寄りや子供に一声かけることによって、心と心の通い合いを促そうと取り組む地域やコミュニティがあります。

正直、私はあまりピンと来ていなかったのですが、“一声”の大事さに気づかされることがありました。

先日、ある番組制作会社にお邪魔した際、「大丈夫?石川さん?」と声をかけられました。

私が人材業を始めた頃(かれこれ10年前)からお付き合いさせて頂いている女性プロデューサーからでした。

「最近どう?」「無理してない?」というような色々な意味を含んだ「大丈夫?」というニュアンスでしたが、この一声の“いたわり”にジ~ンとしてしまいました。

実際、その日はこれまた色々なことがあって、苛立っていたのは事実です。

そう見えないように振舞っていたのですが、長いお付き合いのプロデューサーには見破られたのでしょうか。

しかし効果は絶大で、かけられた一声により、気持ちがス~っと楽になり、「よっしゃ頑張るぞ!」と思えたのです。

声をかける先輩

このような気持ちになるのは私だけではないはずです。

求人広告の取材で、現役アシスタントディレクター(AD)さん達にインタビューする機会は多いのですが、会社に対して良い感情を抱いているADさん達は、必ずこう言います。

「先輩達が何かと声をかけてくれます」

例えば・・・

「大丈夫か?」「終わりそうか?」「困ってるなら言えよ」・・・etc

日々のハードワークで身も心もボロボロになりがちなADさん達。

先輩達の一声によって救われることもあるのです。

「言わなくてもわかるだろ」「困ってるなら自分から来い」

なんていう先輩達では、ADさん達の心が離れても気がつくことはないでしょう。

しまいには退職者続出の巻。。。

ある会社は社員同士で挨拶も交わさないそうです。

いつの間にか来て、いつの間にか帰っている状態だそうです。

見事に半年以上続くADさんがいない会社ですが。。。

一声かけるのは簡単なようで、苦手な方もいると思います。

先輩達のコミュニケーション能力はこんなところでも問われているようですね。

みんなで声をかけあえたらもっと良い結果が生まれるかも知れませんよ!!!

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《石川かおり》

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