履歴書の字はキレイな方が良い。

それは当たり前ですが、字が上手い下手よりも大事なのは丁寧に書いているかです。

「字は人の心を表わす」
「字は性格を表す」

なんてよく言いますが、あながち間違いとは言えないようです。

まずこの字を見てください。

クレジットカードのサインじゃないのですから、余計なシュッ！は必要ありません。

なぐり書きにしか見えません。

これはいかがでしょうか？

そもそも履歴書に（株）と株式会社を省略するのはありえません。

もう1つ。

学歴の箇所ですが、入学・卒業が同じ学校だからと言って、〝　で上に同じってことですか！？

なかなかのツワモノですね・・・。

履歴書はいわば公的な書類であり、採用を左右する大切なものです。

明らかに手を抜いたとわかる履歴書を出すのは人間性も問われます。

字が上手くなくても丁寧に書いた履歴書は伝わります。

特にたくさんの採用を行ってきた企業の担当者から見れば一目瞭然です。

辛らつな人事担当者の方達はこう言っていました。

「字が下手な人の履歴書は、読む気がうせる」
「パソコンで文書を作れない人なのかも」

企業によっては手書きの履歴書が必須のところもありますが、多くの企業がパソコン作成もOKとしています。

字で評価を得にくい方は無理に手書きにする必要もないということです。

女の子らしい可愛らしい字も、男性らしいダイナミック過ぎる字も履歴書には不釣合いです。

『大人』『ビジネス』『誠意』を意識して履歴書の作成に取り組んで頂ければと思います。

≪石川かおり≫