【就職・転職成功の秘訣】面接の定番質問『通勤経路』!合否さえも左右する答え方とは

2014年5月12日

面接で聞かれることの1つに『通勤経路』という定番の質問があります。

導入部分でいきなり堅い質問から入らずに、場を和らげる効果もあるのですが、へらっと適当に答えたら命取りです(笑)

「家から会社までどうやってきたのか?」という超簡単な質問の中にはいくつものポイントが隠されているのです。

①無理なく通勤出来るのか(転居の必要性)
②残業になった場合どこまで出来るのか
③交通費はどのくらいになるのか
④通勤ルートを要領よく簡潔に答えられるか(経路&所要時間)

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都内を飛び回る必要がある職種の場合、東京の地理(交通機関)をどこまで把握しているかも見られます。
地方にお住まいの方は当然わからないことですが、理解しようとしているのかは話せばわかります。

以前、兵庫県からお越しの求職者に通勤経路を尋ねたところ、たどたどしくも正確に答えて頂きました。
逆に、上京して半年にもなる求職者に同じ質問をしたところまったく答えられないという事態もありました。

小岩駅(JR総武線)~赤坂駅(東京メトロ千代田線)までの道のりだったのでしたが・・・。

自宅の最寄駅が何線なのかもわかっていませんでした。

こちらは総武線だとわかっていたので、「黄色の電車でしたか?」なんて幼稚な質問になってしまいました。

それも結局答えてはいただけませんでしたが・・・。

この方はテレビ番組の制作アシスタントディレクター(AD)を目指して上京したのですが、ADさんの場合、ロケ地を探したり、買出しに行ったり、都内のあらゆる場所を飛び回ります。
もちろんタクシー移動なんていう贅沢は出来ないので電車を乗り継ぎます。

地理や電車に興味がなくても詳しくならざるを得ないのです。

いかに効率よく移動出来るのか

大事な仕事の1つです。

地方在住の方は土地勘が有る無しで、都内に詳しい方よりも苦労をします。

芸能マネージャーの場合、タレントの送迎等で運転も伴うので、最初から募集要件に「都内の地理に詳しい方」という特記がされることもあります。

どうでも良いと思われることにいかに関心を持つか、要領よく行動出来るのか、さらに簡潔に伝えることが出来るのか。

この人を採用したいと思わせる一番簡単な方法は『通勤経路』の質問で発揮出来るのです。

たかが『通勤経路』されど『通勤経路』ですね。

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≪石川かおり≫

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