『接遇』

ちょっと前におっかない先生がテレビでやっていましたね。

ウィキの通りで言えば、
「接客業務時における客に対する接客スキルのこと」

対外的なことばかりではなく、
社内でのコミュニケーションスキル向上の為にも活用されています。
きちんとした会社だと社員研修で登場することも。

最近『接遇』の大切さを感じたことがありました。

横浜在住の社員が言っていたのですが、
林文子横浜市長が就任して、明らかに横浜市役所の職員の対応が変わったのだそうです。

役所と言うと、どうも覇気がないというか、
明るく元気よくと言った雰囲気ではないのが一般的かと思います。
そこにメスを入れたのが林文子横浜市長でした。

就任後の改革として市民に愛される市役所を打ち出したのです。

数々の一般企業での実績を引っ提げ『接遇』のプロと言える市長。
さすがの指導力で市役所の雰囲気が一変。
職員の対応一つで市役所全体のイメージアップに繋がる奇跡が起こったのです。

さて、これとは逆のことが世の中では多く起こります。
たった1人の社員のせいで会社全体、業界全体のイメージがダダ下がり。

私も経験がありますが、ある会社に求職者(登録者)をご紹介した時のこと。
面接日時の打ち合わせの為にこの会社に電話を掛けました。
電話を取り次いでくれた社員の対応があまりに悪く、
「間違えちゃったかな・・・?」とこの会社に人材紹介をしたことを一瞬悔みました。

キャリアトレインの就職・転職サポートを利用して内定を得た求職者(登録者)を見ていると、
「つかみはOK」の方が非常に多い。
面接等できちんと挨拶が出来るのです。

当たり前???

意外に出来ない人っていますよ・・・。

しかし、挨拶も『接遇』にかかるとなんとも奥が深い!?ことがわかりました。

昨日、社員が何かの付き合いで『接遇研修』に行ったのですが、
へろへろになって帰って来ました。
身内自慢になりますが、この社員は礼節があり、
社会人として何も問題がないはずなのです。
その社員でも出来ていないことがたくさんあったそうです。

『礼三息』

息を吸いながら腰から上を前に倒し、止まったところで息を吐き、そして再び息を吸いながら元の姿勢に戻す。

これくらい深く、心をこめた挨拶が出来ていますか?

出来てまへ~ん!!!

まぁ、これは例えであってTPOに合わせた挨拶が大事ということでしたが、
普段どれだけいい加減な挨拶をしていたのか思い知らされました。

挨拶の後には『プラスアルファの言葉がけ』も大事だそうです。

「おはようございます(良いお天気ですね)
「お帰りなさい(お疲れ様でした)

確かに、感じよいクライアントを思うと、
皆さんこれが出来ています。
一言掛けてもらうことによって話しが続くわけです。

これも相手への思いやりなのですね。

求職者(登録者)でも人見知りの方やおしゃべりが苦手な方もいます。
そんな方がこちらからの問いかけに一生懸命答えてくれる場面がよくあるのですが、
「優しい人なんだなぁ」と思います。
相手を気遣って頑張ってくれているわけですよね。

面接でも同じです。
本当に入りたい会社、やりたい仕事であるならば、
『接遇』っぽく頑張るはずです。
出来ていなくてもしようとする努力。
めちゃくちゃな敬語を使う方には否定的な意見が多いですが、
程度の問題は置いておいて、一生懸命さを感じることはあります。

コミュニケーションは相手への思いやり。
石川かおり30代。
今さらながらしっかりしようと感じた今日でした・・・。

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