≪就職失敗で自殺する20代、驚きのその人数≫就活生にエール!目指す業界により戦い方は違う!
驚くべき数字をご覧あれ
就職失敗で自殺する20代
153人!!
(平成23年度 警視庁自殺の概要資料より)
それぞれに事情はあると思うので、
簡単に「たかが就活失敗なんかで」とは言えないが、
それにしてもなんとも悲し過ぎる数字だ・・・。
ではそんなにも頑張って就職した新卒たちはどうか?
新卒の3年以内離職率は、ここ5年間の平均で約32%
(平成23年度 厚生労働省調べ)
そう、新卒の3人に1人近くが3年以内に辞めているのだ。
自殺をしてしまった方達が就職して3年以内に辞めていないかというと、
そんなことは言いきれないことがこの数字に表れている。
先日、大阪在住の大学4年生S君から就活に関して相談の電話を貰った。
事前に学生仮登録フォームからも応募を貰っていたので、
簡単なプロフィールは確認していた。
S君はドキュメンタリー番組や情報番組を作りたいと希望しており、
東京のテレビ番組制作会社を受けていた。
2社受けて、その2社から不合格通知が来た後に電話をくれたのだが、
その落ち込みっぷりや就職への焦り具合は、
何と言って励ましたらよいのかわからなくなる程だった。
4年生の夏までに内定をゲットしたい気持ちが強いようで、
両親にも次に落ちたら諦めろと言われているらしい。
テレビ業界はご存じの通り、番組が終わったり始まったりと改編というものがある。
大きくは4月(年度上半期)と10月(年度下半期)の年2回行われる。
春が近付かないと、手掛けている番組が続くのか終わるのかもわからないし、
はたまた新番組を手掛けることになるかも知れない。
ある程度の予想は立つのだろうが、
ぎりぎりの人数での制作を強いられている番組制作の世界では、
半年以上先の人員配置までは確定出来ないのだ。
超大手と言われる番組制作会社はテレビ局並みの選考をするので別の話になるが、
その他の制作会社は新卒採用(定期採用)を行わない会社もある。
とは言え、年間を通して採用活動は行っている。
又は、上記の理由から一般の会社よりもずっと遅い時期に募集をかけるのだ。
最近は一般でも聞かれるようになった『秋採用』や、年明けの募集も珍しくない。
これまで、キャリアトレインの就職・転職サポートを利用して就職を決めた新卒も、
ほとんどが年明け以降の内定だった。
卒業間近、卒業後の内定~入社も実績はかなりある。
番組制作会社に入社するのに決まった時期はないのだ。
もっと言うならば、番組制作会社は全国で推定1,200 社もある。
(平成19年 総務省調査 放送番組制作業(放送番組及びコマーシャルの制作を行う業)
一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟という団体に加盟しているのは、約120社。
新卒採用や求人活動を行っている会社となると、都内で400社くらいになる。
たった2社受けて、落ち込んでいる大阪のS君に実態を何とかわかってもらいたかった。
S君にいらぬプレッシャーを与えてしまう可能性があるご両親にも。
これまでの新卒生の実績や現状をいくら伝えてもあまりピンとこないのか、
ただ不安を口にするばかりのS君。
S君は電話で話す感じはいたってまともだし、
プロフィールを見ても学歴等も申し分ない。
無責任かも知れないが、番組制作会社に就職出来ない理由は見当たらなかった。
よほど人間性に問題があるとかでなければ、
「就職出来るよ!」と声を大にして言いたい気分だった。
近々上京し、本格的な就職相談として来社してくれることとなった。
キャリアトレインでは不安を取り除く程のデータもあるし、
就活生を勇気付けることは出来るが、
立ち向かわなければならないのは結局は本人。
たかだか2社落ちたくらいでへこんでいるようでは、
厳しいようだが番組制作の世界ではもたないかも知れない。
“なにくそ根性”で、是非就活中に成長を遂げて欲しい。
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