「転職したいのに転職しない人」は80%以上!?マスコミ・エンタメ業界の場合は特殊事情あり
「転職したいのに転職しない人」
総務省の労働力調査によると、2022年の転職希望者数は968万人。
そのうち実際に転職した人は303万人でした。
2023年は、7~9月平均の転職希望者は1035万と、初めて1000万人を上回りましたが、実際に転職した人はほぼ横ばい。
やはり転職を希望しているのに、実際はしていない人が多いのです。
リクルートワークス研究所の調査結果によると、、、
転職希望者の87%は1年後も未転職のまま
転職「できない?」「しない?」
どんな理由があるのか、そもそも転職活動を行っている人は15%ほどに留まります。
「転職したい人」をザクっと分類すると、3つに分かれます。
①いずれ転職したいと思っている人
②現在転職したいと考えているが活動していない人
③今のところ、転職をしなくても問題がない人
いずれにしても、転職していない理由にはこんなことが挙げられています。
「転職しても自分の希望条件は満たされそうにない」
「自分にあった仕事がわからない」
「思ったよりも手間がかかって進んでいない」
「賃金・給料が希望にあわない」
「求人の年齢と自分の年齢があわない」
「希望する種類・内容の仕事がない」
「勤務時間・休日が希望にあわない」
「賃金・給料が希望にあわない」
<引用>
調査主体:リクルートワークス研究所
調査対象:全国15歳以上の男女
調査時期:毎年1月
有効回収数:55,807名(2023年調査)
少し違う!?マスコミ・エンタメ業界への転職
キャリアトレインの転職サポートでは、「転職したいのに転職しない人」の理由が、一般的に挙げられていることとは少し異なります。
マスコミ・エンタメ業界への転職ならではの理由があります。
■受からない
→人気のある仕事や求人、経験やスキルを求める求人、様々な条件からなかなか採用に至らないこともあります。
■年齢制限がある
→採用年齢の幅が狭く、キャリアがあっても選考対象にならない求人が数多くあります。
■求人がない
→特殊な業界・職種が多く、一般的な仕事と比べると求人数が少ない傾向があります。
キャリアトレインの転職サポート登録者は、大前提として希望する仕事はほぼ明確な人ばかりです。
ですので、仕事選びに迷子になること人は少ないです。
しかし、上記のような理由によって、希望がすぐに叶わない場合、方向性を変えてみたり、希望条件を見直してみたり、転職に対して迷いが生じる人もいます。
そうなると、一時的に「転職したいのに転職しない人」になることもあります。
マスコミ・エンタメ業界への転職はスムーズに進むとは限りませんが、年齢制限があったり、求人を常にチェックして逃さないようにしたり、思い立ったら動かないとチャンスが掴みにくくなります。
それでも、不安なことや転職活動の進め方がわからないという人は、まずはご相談ください。
<石川かおり>