今年の新入社員は『新感覚の二刀流タイプ』!?

2022年4月4日

毎年恒例の『新入社員のタイプ』が発表されました。

2021年度(令和3年度)新入社員のタイプは、『仲間が恋しい ソロキャンプタイプ』でしたが・・・。

今年は、ハイど~ん!

新感覚の二刀流タイプ

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大学・後半期にさまざまな活動制限を受けた今年の新入社員。インターンシップや就職活動を、対面とオンラインの2つのスタイルで二刀流のよ うにこなして、入社式を迎えた。しかし、就活中に職場の雰囲気や仕事に関する情報が得にくかったこともあり、入社後は、思い描いていたイメージと実際とのギャップにとまどいそうだ。先輩社員は、これまでの新入社員とは異なる新感覚(オンライン慣れ、対面コミュニケーションの不慣れ、配属・勤務地へのこだわり、SDGsへの興味、タイムパフォーマンス志向等)や未熟にみえる言動を受け止めたうえで温かく交流し、1人ひとりをみつめた育成支援をしてほしい。そうすれば、才能が開花し、環境変化にも適応できる「リアル二刀流」になっていくだろう。

出典:株式会社産労総合研究所 「新社会人の採用・育成研究会

マイナビ2022年卒大学生就職意識調査」によると、コロナの影響を受けている2022年度の新入社員の就職観は、『安定志向』が高い傾向がありました。

『やりたい仕事(職種)』よりも、『安定している会社』の方が、企業選択のポイントになっていました。

『○○タイプ』も『○○志向』も、2022年度の新卒の方が全員当てはまるわけでは当然ありませんが、傾向として見られるということではあります。

そんな2022年度の新入社員には、どんなことが求められているのでしょうか?

2022年度に限ったわけではありませんが、新社会人となった皆さんにはこんなことを期待しています。

新入社員に求められること

先日、某動画配信企業の人事担当者からこんなお話しがありました。

「70点(70%)でいいので、早くレスポンスできる人がいい」

メールの返信でも、頼まれた仕事に対してでも、何にでも早くレスポンスを返せる人は安心できるというのです。

レスポンスが遅い人は、その人なりに考えがあって遅くなっている可能性もあります。

「100点(100%)の完璧な答えを返さないとダメ」など、正確さを求めるあまり、結果レスポンスが遅くなる人もいます。

どれだけ重要な事柄かわかりませんが、レスポンスが遅い方が相手は不安になり、信頼して任せることができなくなります。

もちろん、正確で早いにこしたことはありませんが、そんなことができるスーパー新入社員はそういません。

このように、新入社員(新卒でも中途でも同じですが)の皆さんが考えていることと、企業が求めていることは違いがあるものです。

昨年のアンケート調査ですが、先輩社員が新卒社員に最も求めることランキングをご紹介します。

Q.新卒社員に最も求めることは何ですか?
1位:コミュニケーション力(19.8%)
2位:協調性(18.1%)
3位:誠実性(17.4%)
4位:ビジネスマナー(14.7%)
5位:主体性(9.6%)
6位:ストレス耐性(9.1%)
7位:実務スキル(7.0%)
8位:スケジュール・タスク管理能力(3.0%)
9位:その他(1.4%)

出典:マイナビニュース 

1位の『コミュニケーション力』には、レスポンスの早さも含まれるかと思います。

よく、『ホウレンソウ』(報告、連絡、相談)が重要という話を企業から聞きますが、コミュニケーション力の基本でもあります。

わからないことは素直に聞き、困ったら助けを求める、間違えたら次に気をつければいいのです。

いきなり仕事ができることを企業や先輩は新入社員に求めてはいません。

わからないことは素直に聞き、困ったら助けを求めて、間違えたら次に気をつければいいのです。

70点でいいので、とにかく伝えることが大事。

ファイト!!!

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<石川かおり>

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