テレビ番組制作会社で内定出ました!ポイントはタイミングと行動力

2021年12月15日

某番組制作会社で来年2月入社が決まりました!

埼玉県在住のOさん(24歳男性)は、大学卒業後に就職した会社でSEとして勤務しています。

学生時代からテレビ業界に興味はあったものの、大学では就職先としてほとんど実績がない為、詳しいことがわからないまま就活を終えてしまいました。

就職して3年目となり、本当に興味のあることに挑戦してみたいと考えるようになりました。

テレビ業界について相談できるところを探した結果、キャリアトレインの転職サポートを見つけたのです。

転職サポート面談でOさんとお話ししたのは、今年8月でした。

現職中のOさんは、平日になかなか時間が取れない為、会社がお休みの日曜日に面談をすることになりました。

企業の面接でも同じですが、第一印象は重要です。

私がOさんに感じた第一印象は、「きちんと挨拶ができて丁寧な話し方をする方」というものでした。

社会人ならば当たり前のことのようですが、そこまで印象が良いという方はたくさんいるわけではありません。

また、話を進めるうちに驚かされたのは、「Oさんなりにテレビ業界について調べている」ということでした。

すぐにわかることを何でもかんでも聞きたがる方がいますが、まずは自分で調べることが大切です。

細かい疑問は一緒に解決しましたが、テレビ業界(制作ADの仕事)については理解があったので、Oさんのスタート位置は他の方よりも進んでいました。

あとは覚悟の問題です。

理解はしているけれども、いざ新卒で入った会社を辞めて転職するのは勇気がいることです。

そのあたりも面談以降、メールや電話で話し合いを重ねてきました。

転職希望条件にマッチ

Oさんがテレビ業界(番組制作会社)に転職するにあたり、希望は下記のようなものでした。

①転職時期は来年2月頃
②バラエティ番組を制作したい
③福利厚生など、労働条件が整っている会社

まず少しネックになったのは、転職時期でした。

転職活動を開始した8月に、来年2月入社の求人は出ていませんでした。

ほとんどの求人は、内定後1~2ヶ月程度で入社してくれる方を求めているので、半年以上先となると動きづらい状況ではありました。

また、福利厚生はともかく、「労働条件が整っている」と言える番組制作会社はそうそうありません。

一般的な会社や仕事と比べると、勤務時間や休日が不規則になってしまいます。

もちろん、Oさんも業界や仕事の事情を理解したうえで、ご自身なりの許容範囲(結構広いのであまりネックにはならなかった)というものがありました。

ということで、Oさんの希望する求人を探すことになりましたが、11月に入った頃、運命の?会社に出会うことができました!

番組制作会社での面接

その運命の会社は、キャリアトレインからの人材紹介実績があり、大変大変お世話になっている番組制作会社です。

“求人はタイミング”だと、今回も強く思ったのですが、まさに会社が求める人物像とOさんの希望がマッチしました。

<会社が求める人物像>
①22卒の新卒内定者が女性のみなので、男性を採用したい
②少しでも仕事を覚えて欲しいので、新卒が入社する前までに入社してほしい
③社会人としてきちんと仕事をしている方ならば未経験者可

面接では代表自らお話し頂けるので、会社や仕事の理解度を深めることができます。

代表からの説明に加えて、Oさんは積極的に逆質問しました。

特に勉強になったのは、「ADからディレクターへのキャリアアップについて」という逆質問でした。

この番組制作会社では、入社2年や3年でディレクターに昇格した方が何人もいるそうで、その方達が普段どのような努力をしているのかを教えて頂きました。

休日でも自主制作のような形で動画を撮影したり、やはり人並み以上に努力し、アンテナを張っていることがわかりました。

そして、スキルや映像制作者のテクニックよりも、「人間性が一番大事」だということを教わりました。

嘘をついたりごまかしたりするADは、成長しないどころか、周りともうまくいかなくなる。

スタッフの良いところも悪いところも、きちんと見てくれている会社なのだと改めて感じました。

内定獲得の勝因

Oさんがスムーズに希望する番組制作会社への転職を叶えたのには理由があります。

●社会人経験があったから
・ビジネスマナーが備わっている
・会社員としてきちんと働いていた安心感がある

●タイミングが良かったから
・会社が求める条件とマッチした
・Oさんの気持ちも上昇傾向だった

●転職の準備ができていたから
・下調べができていて、いざという時動ける状態だった
・応募書類の作成や面接対策も済ませていた

●転職スケジュールを検討済みだった
・現職の会社の退職スケジュールを想定していた
・家族への説明と了承をすばやく取った

●スピード感があった
・エントリーから面接設定まで、とにかくレスがよくスムーズだった
・内定後の質問や行動もすばやく、決断までに時間がかからなかった

こんなの当たり前だと思う方もいるのではないでしょうか?

それが、就職・転職希望者の多くが当てはまらない事実があります。

×求人の相談をしても反応なし
×応募書類の作成を依頼しても来ない(もしくは遅い)
×希望する仕事への理解度が低いので選考が通らない
×転職するイメージができていないので、いざとなると行動に移せない
×面接設定が遅い(都合をつけられない)

皆さん、悪気があってこんなことになっているわけではないかと思います。

そもそもこういったことが起こらないように、相談を重ねていければ一番良いのですが。

人それぞれ、転職のタイミングや気持ちの変化があるのは当たり前です。

でも、Oさんのように確固たる決意と行動力があれば、希望を叶えることができるのです。

是非、皆さんもOさんに続きませんか!

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<石川かおり>

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