正社員求人倍率1倍割れ!キャリアトレインの求人は?
厚生労働省が2020年10月2日発表した2020年8月の【正社員の有効求人倍率は0.78倍】と、5ヶ月連続1.0倍割れになりました。
※有効求人倍率は、求職者1人に対して何人分の求人があったかを示すものです。倍率が1.0を切るという事は、求職者1人に求人が1件もないということをを意味します。
ちょうど1年前の2019年8月は1.14倍と、1.0倍を切るなんて!!ここ数年の人手不足から考えるとあり得ませんでした。
大卒求人倍率は、、、
2020年卒1.83倍→2021年卒1.53倍
出典:リクルートワークス研究所(2020年6月調査)
新型コロナウイルス感染拡大により、企業が採用計画を縮小していますが、過去の不景気時までの低水準とはなっていません。
業界・職種別に見ると、やはり宿泊業や飲食サービス業の下落は顕著ですが、「クリエイティブ系」「事務、アシスタント系」の下落も目立ちます。
キャリアトレインのサポート求人は
キャリアトレインのクライアント企業でも、コロナ以前に比べると採用に積極的ではない企業もあります。
いくつかの企業に聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
「緊急事態宣言が明けて、新卒がやっと稼働してきたところ」
「仕事の見通しが立たないから採用出来ない」
「制作現場の制約が多くて通常の体制が組めない」
「テレビ局の動きなど、様子を見てから求人をかけたい」
「これまで通りの事業ができなくなるかもしれない、見直しが出てくるかも」
求人を行っている企業でも、採用のハードルは確実に上がっています。
しかし、このような状況でもキャリアトレインに寄せられる求人の依頼は途絶えてはいません。
そして、求人依頼のはほとんどが【正社員】の求人です。
正社員求人の取り扱いの多さはキャリアトレインの特色でもありますが、コロナ以前と変わりありません。
「正社員じゃなければ採用するよ」という求人はほぼありません。
今、求人を行う企業はこんなことが言えます。
・長い目で見て人を育てようとしている企業
・不況時でも採用出来るだけの体力のある企業
・仕事の見込みがあり安定している企業
参考:2020年6月17日ブログ「不況時の転職にメリットあり!?優良企業と出会えるかも」
転職をお考えの皆さんは不景気だからとい言って委縮することなく動く(準備)ことをお勧めします。
今も、動く人は動いています。
<石川かおり>