会社選びの決め手は『面接の回数』!

2020年1月8日

面接にむかう

中途採用の面接回数は【平均2.2回】と、昨年行った調査結果があります。
※dodaエージェントサービス調べ

キャリアトレインのクライアントの面接も同じくらいの回数ですが、平均すると1~2回と一般的よりも少ない印象はあります。

最初から決定権のある立場の面接官が登場することも多く、面接1回で終了という会社も少なくありません。

面接回数が多くなりがちなのは、やはり大きな会社となり、選考に関わる社員の人数に余裕があるところとも言えます。

面接回数が少ないから、多いからと言って、会社の優劣には何ら関係はないのですが、求職者にとって感じ方は色々です。

面接回数がメリットになる?それとも

最近、番組制作会社でADとして勤務しているMさんの転職をサポートさせて頂いたのですが、まさに面接回数がMさんに会社選びを決意させるポイントとなりました。

大手番組制作会社Aと、中堅番組制作会社B社を受けたMさん。

会社の規模感に関わらず、Mさんが好きな番組を多く手掛けるB社への志望度が高いところから選考をスタートさせました。

無事に2社とも内定を得たMさんでしたが、悩んだ末にA社への入社を決意したのです。

転職の目的でもあったB社を辞退したMですが、面接回数の差で志望度が変わったのです。

■A社の面接回数3回

1次面接:部門長
2次面接:役員
3次面接:人事

所要時間:各1時間程度

■B社の面接回数1回

1次面接:社長

所要時間:15分

Mさんは3回もA社を訪ね、会社のことや働く人達をたくさん知ることが出来て安心感が生まれたそうなのです。

このように、面接回数が多いと会社の雰囲気など、情報をキャッチする機会も増えるわけです。

逆に面接回数が多く、選考途中で辞退した求職者の例もあります。

映像編集マンとしてポストプロダクション(映像編集スタジオ)に勤務しているKさん。

7年勤務した会社を移り、映像編集マンとしてキャリアップ出来る会社を探していました。

2社受けて、大手の映像編集スタジオの選考を順調に進めていたのですが、その間にもう1社の内定を得ることが出来ました。

大手の映像編集スタジオは4次面接まであり、Kさんは早々に内定を得たもう1社の会社に入社することを決めたのです。

別に内定企業に急かされたわけではないのですが、早く決めてくれた会社にKさんは惹かれたようでした。

このように、タイミングも大きく影響してきますが、人によって面接回数の多い少ないが決断を左右することもあるのです。

参考:2018年6月11日「【平均2.2回】面接回数が多いほどチャンス!?」

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≪石川かおり≫

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