就職・転職成功の鍵は、『不採用理由』にあり!
人材紹介会社(転職エージェント)を利用して就職・転職するメリットの1つに、「不採用理由を知ることが出来る」ということがあります。
キャリアトレインの就職・転職サポート経由で企業の面接を受けた際、残念な結果になったとしても、人材紹介会社(キャリアトレイン)から不採用になった理由を聞くことが出来るのです。
次に進むためには、不採用理由はとても重要で、求職者(登録者)としては確認したいところだと思います。
ところが、企業によっては人材紹介会社にさえ、不採用理由を知らせようとしないところがあります。
結果的に教えてくれることは多いですが、メール1本で「今回は残念ながらお見送りさせていただきます。」と一言、なんていう企業もあります。
当然こちらとしては、「え!?理由は???」となります。
結局、人事担当者に連絡して不採用理由を尋ねることになるのですが、それでもハッキリした返事が頂けないこともあります。
「面接した者に聞いてみないとわからなくて・・・」
→聞いてよ(汗)
「他の候補者と比較して・・・」
→比較してどこがダメだった?
「ちょっと違うかなって・・・」
→何がどう違う?(怒)
こんな人事担当者はごくごく一部ですが、怒りを覚えることもあります。
求職者(登録者)は熱い気持ちでわざわざ出向いて面接を受けたのに、もうちょっと企業にも心があっても良いのではないでしょうか。
不採用理由の通知義務はない
企業のHPや求人サイトで募集し、面接を行った場合、一般的に不採用の理由を通知する義務は企業にはありません。
就職活動中に経験したかも知れませんが、あのお祈りメールのようなものが届きます。
「今回の選考結果についてですが、慎重に検討を重ねたところ、残念ですが○○様の採用は見送らせて頂くことになりました。○○様のこれからの益々のご発展を、心よりお祈り申し上げております。」
不採用理由は書いてありません。
しかし、企業が人材紹介会社に依頼して人材の紹介を希望するばらば、不採用理由を明らかに、よりマッチする人材を紹介してもらおうとするものです。
だからこそ、ネガティブな不採用理由であろうとも、人材紹介会社には伝えるのが普通です。
求職者(登録者)を極力傷つけないよう配慮はしますが、次に活かす為には不採用理由はきちんと伝えています。
就職・転職サポートは1回不採用になったからといって終わるものではありません。
不採用の理由を確認し、次の活かす為に求職者(登録者)と話し合いを重ねます。
不採用理由を明確にすることで、『人材紹介会社』『企業』『求職者』のすべてと信頼関係を築くことが出来ます。
就職・転職成功の鍵は、不採用理由にあると言っても過言ではありません。
<石川かおり>