AI(人工知能)代替化の逆を行く!?アナログな転職サポート

2019年4月1日

人工知能

10~20年後に国内労働人口の49%の職業が、AI(人工知能)に代替される可能性が高いという推計が2015年末に野村総合研究所から発表されましたが、人材紹介会社(転職エージェント)でもAIを活用した転職マッチングサービスなるものを目にするようになりました。

膨大な数の求人の中から、求職者にマッチフィットする求人を選び抜く、、、というものです。

では、人間(転職コンサルタント)はどの部分で求職者と関わるのか?

いやいや、最後まで人間は登場しない人材紹介会社もあるからびっくりです。

確かに、データ登録した求職者の経歴・スキル・希望などを“表面的”にマッチングするだけならばAIで良いかもしれません。

それじゃただの転職サイトか?別に人材紹介会社じゃなくても良くなってしまいます。

人材紹介会社は、物凄く簡単に言ってしまえば下記のような流れになっています。

登録者(求職者)と求人を集める

登録者に求人を、企業に登録者を紹介する

確率的に成約する

この流れを、まさに流れ作業のように行っているだけでは、人間だろうとAIだろうが同じです。

転職をサポートする仕事が人間であることの価値が、今こそ求められていると感じています。

時代の逆を行く“アナログ”な転職サポートが、キャリアトレインが今後も力を入れていきたいキーワードになっています。

未経験での挑戦やキャリアが浅い20代の方には、特に丁寧なサポートが必要であると考えます。

他の人材紹介会社との違い

キャリアトレインも人材紹介会社という枠では、テレビCMや電車の中の広告で良く見かける大手人材紹介会社と同じです。

有名無名を問わず、人材紹介事業を行っている会社はあります。※17,823事業所(厚労省:平成21年度職業紹介事業報告書)

その中で、キャリアトレインは何が違うのか?

マスコミ業界に特化

総合的な人材紹介会社でも、マスコミ・エンタテインメント・クリエイティブ職の求人も扱っているかと思います。

しかし、どちらかというとWEB・ITよりの求人が多く、キャリアトレインが扱っている求人とはまた違います。

同じような求人を扱っていても、多くの求人の中の一部であり、専門性を持つコンサルタントも少ないのが現状です。

キャリアトレインは、マスコミ・エンタテインメント業界の求人しか扱っておらず、就職・転職希望者もほぼ100%がその業界を志望している方々です。

専門性はもちろん、特化した業界での多くの実績があるので、その価値は提供できると考えています。

大手人材紹介会社との違い

求人も登録者も圧倒的な保有量の違いがある大手人材紹介会社と同じやり方・考え方ではとてもやっていけません。

大手人材紹介会社が追求する必要があるのは「効率」です。

いかにマッチング率を上げ、企業選考に繋げるか、確率されたシステムと徹底された効率化で1人1人に時間をかけずに利益を上げようとします。

それが大手たるゆえの宿命でもあります。

「とりあえずどこでもいいから、入社させたいだけ」とは言いませんが、そのように見受けられる人材紹介会社も存在するのでびっくりしますが。

キャリアトレインのような小規模人材紹介会社は、丁寧に登録者のことを知ることに全力を尽くします。

そのことでマッチングに繋がらないこともありますが、登録者に無理を強いて良い結果に繋がるはずがありません。

登録者との関係性が長い

上記の「丁寧に登録者のことを知る」為には、とにかく時間がかかります。

登録面談では1人当たりの登録者にかかる時間は基本は1~2時間ですが、もっとかかったことも多々あります。

その後の求人選定もじっくりと登録者の意向を確認しながら勧め、企業の選考対策も入念に行います。

入社後もお付き合いが途切れない登録者もたくさんいて、節目節目で報告や相談を受けています。

そのように登録者との良い関係を継続することで、ありがたいことに業界内のお友達などにキャリアトレインのことを紹介してくれる方もいます。

「○○さんの紹介で」と新規で登録してくれる方も本当に多いのです。

求人企業との信頼関係

登録者(求職者)への丁寧なサポートにおいて、良い企業を紹介することは重要です。

AIマッチングのように、求人データベースサービスのみを利用して求人を開拓する人材紹介会社もあるそうです。

人材紹介会社の営業担当者が企業に出向き、求人内容をヒアリングして、企業が求めるニーズ(人物像など)を理解して登録者とマッチングするのが従来でした。

企業の採用担当者と直接会うことで信頼関係を構築出来るので、大事な登録者を紹介することが出来るのです。

今や、人材紹介会社と求人企業の繋がりはWEBのシステム上だけのやり取りなんてことになっているようです。

その方が、豊富な求人を得られますし、営業担当者(マンパワー)は最低限しか必要ないのでコストカット&効率的ということでしょうか。

最近、「おや、新しい人材紹介会社だな?」と思って、会社概要などを追ってみるとIT企業だったりします。

もちろん、人材紹介のノウハウは持っているのでしょうが、従来の人材紹介会社とは別物と言えます。

業界や職種によっては全然アリだと思いますが、マスコミ・エンタメ業界ではその方法はまだ馴染まないという印象です。

効率化だけを求める企業は、そういった最新の人材紹介会社を選べば良いのですが、キャリアトレインでは企業との付き合いも“アナログ”を大切に、登録者を嫁に出す親のような気持ちで付き合っていきたいと思っています。

就職・転職サポート応募

≪石川かおり≫

PAGE TOP