マスコミ・エンタメ業界への≪カムバック転職≫

2018年8月6日

復帰

2018年の調査では、企業の出戻り(再雇用)が増加傾向にあるようです。

何らかの理由で一度会社を辞めて、その後同じ会社で再雇用される例は案外多いようです。

再雇用

出典:『人事のミカタ』( https://partners.en-japan.com/ )

再雇用の理由として多いのは、、、

1.即戦力を求めていたから
2.人となりがわかっているため安心だから
3.本人に強い復帰の意思があったから

キャリアトレインの転職サポートでは、同じ会社での再雇用ではありませんが、一度何らかの理由でマスコミ・エンタメ業界を去った方の復帰をお手伝いさせて頂くことがよくあります。

7月はそんなマスコミ・エンタメ業界復帰組2名の転職が実現しました。

番組制作ADに復帰

新卒で番組制作会社に入社し、某テレビ局に派遣されニュース番組のアシスタントディレクター(AD)として3年間勤務していたMさん。

チーフADからディレクターになるかならないかというタイミングで、担当番組の終了が決まりました。

番組終了を機に退職することを決意したMさん。

違う番組に異動するという選択肢や、同業の番組制作会社からの誘いはありました。

しかし、Mさんは制作に打ち込んでいた番組が終わったことで糸が切れてしまったそうなのです。

その後、スポーツイベントの企画制作会社に入社したのですが、テレビを観る度にAD時代の楽しい思い出が蘇ることはしばしば。

日本各地で見舞われた災害などもあり、自分の手で世の中に伝えたいという思いが膨らみました。

約1年はのブランクを経て、番組制作への復帰を決意しました。

一般事務から復帰

30代のSさん(女性)は、20代の頃に芸能マネージャーとして某芸能プロダクションに所属していました。

人気タレントを担当し、多忙を極める生活に限界を感じ、30歳になる頃に退職しました。

その後、一般企業の事務職を数年経験し、結婚もしました。

無理なく勤務出来る職場環境で、長く働くことも出来ます。

しかし、エンターテインメント業界の楽しさややりがいを忘れることが出来ませんでした。

生活を維持しながら出来るエンターテインメント業界での仕事を探していたSさんは、芸能プロダクションのデスク(事務)を募集していることを知りました。

芸能プロダクションでも事務職ならば土日祝休みで残業もほとんどありません。

Mさんは芸能マネージャー経験を活かし、デスクとして復帰することが出来ました。

信用を取り戻す

上記の2名は、ぴったりくる企業や求人に恵まれたので転職をスムーズに成功させましたが、一度辞めた方が採用を勝ち取るには信用を得る必要があります。

復帰して何がしたいのか、今度こそ一生の仕事くらいの覚悟を持っているのか・・・etc

いくら即戦力と言っても、企業側は慎重にならざるを得ないこともあります。

復帰に際しての思いの丈を伝えられるよう、業界に入った時よりも頑張らなければなりません。

一度去ったからこそわかるマスコミ・エンターテインメント業界の楽しさをもう一度味わう為、アピール方法を一緒に相談出来ればと思います。

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≪石川かおり≫

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