【就職・転職サポート事件簿】もはや一般化!?子供の就活に干渉しすぎる親たち!
4月23日の日本経済新聞にこんな記事が掲載されていました。
タイトル「我が子の就活をかき乱す過干渉の親たち」
子供の就活に干渉しすぎる親御さんたちの事例が書かれていました。
①地方在住の親から「うちの子の配属はどこですか。地元にしてもらえませんか」と電話。
もちろん配属先は言えないので丁重にお断りすると、「なぜ言えない!」と激昂。
②選考に落ちた学生の親が納得いかずに電話をかけてくることも。
「なんでウチの子が落ちたのか理由を知りたい」という電話。
③親による内定辞退。
「せっかくですが内定を辞退したい」と母親からの電話。(母親が娘のふりをして)
ある学生は父親が本人確認書を持参してきて内定を辞退。
呆れてしまいますが、こんな親御さんは本当に存在するのです!
私も同じような経験があります。
テレビ番組制作会社に就職したアシスタントディレクターのK君(23歳)の母親からの電話でした。
テレビ番組制作の仕事は、どうしても夜遅くなってしまったり、徹夜勤務の時もあります。
K君自身は納得して入社したわけですが、親御さんは心配になり会社に電話をかけてみようと思ったのでしょう。
「なぜこんなに遅くなるのか?」と聞かれて、説明がとても難しかった記憶があります。
しかもキャリアトレインは人材紹介会社であって、K君は紹介先企業の社員です。
人材紹介会社のシステムから説明しなければなりませんでした・・・。
まだあります。
上記事例の③に近いのですが、退職時に親御さんから連絡が来るパターンです。
急に会社に来なくなったと思ったら、母親から「辞めます」と電話。
メール1本で退職されるよりも複雑でした。
メールなら多分本人からでしょうし・・・。
昨今はハローワークで親向けのセミナーを行っているそうです。
専門学校や人材サービス会社でも親向け就活セミナーを行っています。
どこも盛況だそうです。
子供の就活に干渉しすぎるのは、ごく一部の親御さんたちだけの話ではないようですね(汗)
≪石川かおり≫