テレビ、芸能エンタメ、音楽業界、映画業界・・・に入りたい人。何を知ってます???

2013年5月10日

何も難しい知識を取り入れようと言っているわけではない。

テレビの世界や、芸能エンタメ、音楽業界、映画業界に入りたいと思うのならば、
業界の現状や将来像みたいなものを知識として持っているべきだ。

視聴率が取れないテレビ

興行収入が得にくい映画業界

CDが売れない音楽業界

上記は興味のない人にも耳に入ってくるくらい常識だ。

では、その世界に入りたいと思う人は、
そうではない人達よりも知識や情報を持っていなければならない。

決して景気が良いとは言えない業界になぜ入ろうとするのか?

きっと、何かが好きだからなのでしょう。

例えば「オタク」と呼ばれる人達の凄いところは、
自分の好きな物に対しての探究心だ。
本当に好きならば知りたいと思うはず。
映像技術や放送技術に興味があるならば、その技術革新は日進月歩。

今後どうなっていくのか?
海外からの技術が入ってくるのか?

かじっている人ならば話題に花が咲かないのはおかしい。

まったくの未経験者だって例外ではない。

音楽業界や映画業界にどうしても入りたいという人がたまにいるのだが、
入ってどうしようと言うのか?

「好きだからそういう環境にいたい」

あまりにも腰かけ的な考えの人が多過ぎる印象だ。

不景気の業界に入るからには、自分はどうしていきたいのか。
業界が盛り上がる為にはどうしたら良いのか。
簡単に答えが見つかるものではないけれど、
何も考えないでただのコマとして働くなんてつまらない。
そもそもそんな人間を業界は求めてはいない。

先日、報道番組を希望している求職者と話をしていてガクっと来たのだが、

新聞は読んでいない
代わりとなる情報入手もない
テレビの情報番組をたまに観る程度

報道番組に配属されたとしても苦労は目に見えている。
こうなると報道番組希望の動機がさっぱりわからないのだ。


一方、本日『就職・転職サポート面談』で来社してくれた
アシスタントディレクター希望の男性は、
いわゆるテレビっ子で、特にバラエティ番組が好きらしい。
日中は仕事をしているので、
どうしても夜~深夜帯の番組しか観られないらしいが、
自分が制作者になった気持ちで観ているらしい。

好きな芸能人もたくさんいるし、番組名もバンバンあがってくる。
随分よく知っているものだと感心してしまった。
1時間の面談の中でかなり盛り上がった。
仕事にするともちろん違う感覚になるだろうけど、好きこそもののなんちゃらだと思う。

自分が就きたい仕事への思いのたけを面接で語って欲しい。
出来ないのならば、「その気持ちは本物か?」もう一度考えてみよう。

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≪石川かおり≫

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