
「このまま営業を続けていていいのだろうか…」
そう感じながらも、忙しい毎日に追われ、転職活動を後回しにしていた26歳の男性。
しかし、7月に入ったある日、「今年中に環境を変えたい」と決意し、行動を始めたことで人生が大きく動き出しました。
今回は、一般企業の営業職から番組制作会社への転職を実現したAさん(26歳男性)のストーリーをご紹介します。
「数字を追い続ける毎日」に違和感を覚え始めた
Aさんは新卒で住宅設備関連の企業に入社し、営業職として4年間勤務していました。
成績は悪くなく、周囲からも「順調だね」と言われることが多かったそうです。
しかし、心の中では次第に違和感が大きくなっていました。
「数字を追うことが嫌なわけではない。でも、もっと何かを作り出す仕事がしたい」
学生時代からテレビ番組やエンタメが好きだったAさん。
バラエティ番組やスポーツ中継の裏側に興味を持ち、「いつか制作の仕事に関わってみたい」と思っていたものの、未経験ということもあり、現実的な選択肢として考えたことはありませんでした。
きっかけは7月。「今年も半分終わった」という焦り
転機となったのは7月。
上半期が終わり、ふと「このまま何も変えずに1年が終わってしまうのではないか」と感じたそうです。
周囲では結婚や転職など、新しい一歩を踏み出す友人も増えていました。
そんな時、SNSで偶然見かけた「未経験から番組制作に挑戦した人」の記事が目に留まります。
「やっぱり興味があるなら、一度話を聞いてみよう」
そう考えたAさんは、人材紹介会社に相談することを決めました。
「未経験だから無理」ではなく「どうすれば可能か」を考えた
面談では、
- なぜ営業職を続けてきたのか
- なぜ番組制作に興味を持ったのか
- どのような働き方を希望しているのか
を一緒に整理していきました。
そこで見えてきたのは、営業経験の中で培ってきた
- コミュニケーション力
- スケジュール管理能力
- 調整力
- 臨機応変な対応力
といったスキルが、番組制作の現場でも十分活かせるということでした。
「未経験だから無理」ではなく、
「未経験でも、どうすれば採用されるか」
という視点で転職活動を進めていくことになりました。
忙しい現職と両立しながら転職活動を進めた
平日は営業活動、土日は資料作成や面接準備。
決して楽な転職活動ではありませんでした。
特に最初の頃は、
「本当に未経験で採用されるのだろうか」
という不安も大きかったそうです。
しかし、応募書類の添削や面接対策を重ねる中で、
「なぜ制作の仕事をしたいのか」
「営業経験をどのように活かせるのか」
を自分の言葉で語れるようになっていきました。
そして8月から選考が本格化。
複数の制作会社との面接を経て、9月には念願だった番組制作会社から内定を獲得しました。
現在はスポーツ番組の制作現場で活躍中
現在のAさんは、スポーツ番組の制作チームの一員として働いています。
収録やロケ準備、資料作成、出演者や関係者との調整など、毎日忙しく過ごしています。
「営業時代より大変なこともあります。でも、自分が関わった番組が放送される瞬間の達成感は格別です」
と話してくれました。
また、
「もっと早く相談していれば良かった」
とも振り返っています。
7月は「転職を考える人」が増える時期
実は、7月は転職を考え始める人が増える時期でもあります。
- 上半期が終わり、今後のキャリアを見直したくなる
- 夏の賞与を受け取ってから動き出す人が増える
- 秋採用に向けて企業側の求人が増え始める
など、求職者にとっても企業にとっても動きが活発になるタイミングです。
「いつか転職したい」
と思っているだけでは、状況は変わりません。
Aさんも、最初から番組制作への転職を確信していたわけではありませんでした。
「まず相談してみる」
という小さな一歩が、結果的に人生を大きく変えることになったのです。
キャリアトレインからひとこと
未経験だから、経験が足りないから、年齢的に遅いから――。
そうした理由で、自分の可能性を狭めてしまう人は少なくありません。
しかし、20代であれば、これまでの経験を活かしながら新しい業界へ挑戦できるチャンスは十分あります。
特にマスコミ・エンタメ業界では、異業種からの転職事例も数多くあります。
「少し気になっている」
「自分にも可能性があるのか知りたい」
そんな段階でも構いません。
一人で悩み続けるより、まずはキャリアトレインにご相談ください。
あなたの「やってみたい」を、具体的なキャリアプランに変えるお手伝いをします!
国家資格キャリアコンサルタント
石川かおり
