コロナなんて関係ない!2020年新卒がもう辞めた

2020年7月13日

来年春に学校を卒業する2021年度の就活生から毎日のように就職相談が届きます。

新型コロナウイルスの影響により、皆さん就活にはかなり苦労されています。

今年春に入社した2020年卒の就活生とは状況がまったく異なります。

ここ数年は学生の売り手市場が続いていましたが、今年はコロナで青天の霹靂状態です。

新卒採用を見送る企業も続出しており、就活生の皆さんは不安しかありません。

そんな中で今年もちらほら聞こえ始めてきました。

「2020年入社の新卒が辞めた」

中にはキャリアトレインが就職サポートした方もいます。

結構苦労して就職先が決まった方でしたが、なんともアッサリと辞めていきました。。。

新卒の退職理由

毎年毎年、4月に入社して3ヶ月以内に辞めていく新卒はそこそこいます。

昨今は就職に対して良い時代だったので尚更です。

■自信がなくなった
某番組制作会社にADとして入社したTさん。
学生時代から映像編集が好きで、同期よりも出来ると思って入社しました。ところが、仕事を覚えることが早い同期達に、編集スキルもあっという間に追いつかれてしまいました。在宅勤務も終わりこれからという時なのに、なぞの自信喪失で辞めていきました。

■パワハラされた?
某エンタテイメント系企業の映像制作部門に入社したSさん。
映像制作について研修が始まって1ヶ月で転職を考えるようになりました。研修担当の先輩からのパワハラが原因とのことですが、どのようなことがパワハラだったのかハッキリしません。本人がそう思うなら否定はしませんが、周りはモヤモヤが残るケースとなりました。

■やりたいことが出来た
番組制作の仕事がしたくて地方から上京して番組制作会社に入社したKさん。
就活時にはテレビ業界でやりたいことをキラキラ語っていました。ところが、入社2ヶ月で「やりたい仕事を見つけた」と言って退職。どうやら、番組制作にはまったく関係のない仕事だそうです。

次の会社を選択する為に

上記のアンケートに答えた新卒の9割以上の人が悩みから解消されたと回答しています。

ご本人達なりに悩んでメンタルに支障をきたしてしまった方もいるかも知れません。

新卒入社してすぐに辞めてしまったことが良いとか悪いとかではなく、今後の人生に活かすことを考えなくてはいけません。

どんな理由があろうとも、履歴書上では「新卒ですぐに辞めた人」です。

企業から不信感を抱かれる可能性は高くなります。

それは仕方ありません。

そんなことよりも、まずは自分の為に、早々に退職に至った“理由”を明確にしておく必要があります。

「〇〇な働き方は嫌だ」「〇〇は向いていない」「〇〇な環境は避けたい」など、少しでも企業で働くことを経験したならば学生のときよりも具体的に考えられるはずです。

退職理由や自分の行動や気持ちを整理していくと、「もう少しやりようはあったかも知れない」と思い直す早期退職者もいます。

コロナの影響は日に日に深刻となり、思うように次に進めないこともあるかも知れません。

キャリアトレインでは、客観的な視点やアドバイスで次のステップをサポートしていますので、まずはお問い合わせください。

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<石川かおり>

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