【テレビ業界】入社するまでにやっておいた方が良いこと

2017年9月4日

学生時代 青春

面接では応募者からの逆質問タイムがありますが、こんな質問がよく飛び出します。

「入社するまでにやっておいた方が良いことはありますか?」

少しでもスキルアップしたいという熱意が伝わるとても良い質問ですが、応募者はそんな狙いよりも本気で心配だから質問する方が多いようです。

特に、未経験で何も知識を持たずにテレビ業界を志望する方の場合、映像の専門学校などで勉強したことがないとか、どういったことをするのかわからず不安に思うようです。

面接官はたいていこう答えます。

「ないよ」

気合を入れて質問した応募者はポカンとします。

「入ってから学べば良い」ということなのですが、そこまで気合を入れずともやっておいた方が良いことはあります。

一般的な企業では?

学生の場合、「今しかない青春を謳歌すべき(笑)」と面接官は言います。

確かに、社会人になってしまうと何をするにも時間が限られます。

比較的時間がある、内定~入社までを無駄にしてはもったいない!

■旅行に行く
社会人は長期休暇が取りづらいので、出来れば海外旅行がGood!

■実家に帰る
就職をきちんと報告がてら、家族と過ごす時間を作っては?

■友達と遊ぶ
学生時代の仲間は一生モノ。就職してからも情報交換をすることも。

こうして見ると、たいしたことは何一つありません。

そのたいしたことではないことが実は大切だったりするので、意識的に過ごして欲しいと思うのです。

時間があるという意味では、運転免許証を取得することも考えてみてください。

まったく必要のない方もいるかと思いますが、社会人になるとなかなか時間が作れないものです。

「スタートダッシュで同期に差をつけたい!」という方もいるかと思います。

その場合、スキルアップ系のやっておいた方が良いことがあります。

■英語力
仕事で必要としなくても、あらゆる場面で英語は登場します。

■パソコン操作力
オフィスで使うソフト(ワード・エクセル)、パワーポイントは身につけておいた方が有利です。

■社会人としてのマナー力
メール、電話、敬語、挨拶など、ビジネスマナーはどんなものであるか学んでおくべし。

以前、内定企業のライバル会社にアルバイトとして潜入した学生もいました。

これはかなりのツワモノですが、人それぞれやっておいた方が良いと思うことは異なります。

“思いついたらやってみる”ことが大事なのかも知れません。

テレビ業界では?

一般的な企業とは異なり、クリエイティブな業界では普段から心掛けたいことがあります。

仕事が始まれば嫌でも職業病のようになりますが、入社前に感覚を掴んでおくことをおススメします。

■番組制作に関わる職種を知る
ディレクターとプロデューサーの違い、カメラや音声などの技術スタッフ、キャスティング会社や広告代理店など、1つの番組を作るのにどれだけの職種の方が関わっているのかを調べておきましょう。

■全体のフローを知る
番組はどうやって作られるのか、放送までの流れを頭に入れておきましょう。

■テレビの見方を変える
例えば、先日の放送された日本テレビの24時間テレビでは、マラソンコーナーで見きれるスタッフ達の動きに注目することが出来ます。
番組を観ていて、テロップが効果的に入っているのかを意識してみる。テレビをボーっと観るだけではなく、「自分だったら」という目線を持つことが重要になります。

テレビ業界の仕事は、特別な資格が必要なわけでも、語学堪能である必要もありません。

普段の生活で感性を磨くことが大切で、テレビ番組により興味を持って観ることが、充分入社までにしておいた方が良いことになります。

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≪石川かおり≫

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