来たれテレビっ子!ビバ!テレビっ子!『アメトーーク』しか観ないテレビ志望者たち!?
個人の自由ですから・・・
別に良いのですが・・・
またか・・・(ガクっ)
テレビ番組制作を目指して来てくれた求職者と話していて、
ガクっとくることがあります。
それは・・・
「僕、テレビ観ないので」と言われる瞬間です。
先日はついに家にテレビがないというツワモノも!
番組制作スタッフ(AD)として勤務していた経験を持つ方からも、
「僕、テレビ好きじゃなかったんですよね」と言われたこともあります。
どうしてテレビを観ないのにテレビの仕事を志すのか???
皆さん、テレビを観なくてもパソコンでネット動画を観たり、
地上波以外の専門チャンネル(アニメ多し)を契約して観ていたり、
けっして映像から遠いわけではないのです。
映像そのものに興味を持っているから、
制作の機会がある場所を希望するというのは、
特に不自然な話ではないのかも知れません。
テレビ番組制作のアシスタントディレクター(AD)の求人を見ていると、
求める人物という欄に「テレビの好きな人」と書いてありますが、
一昔前は「当たり前じゃん」の世界だったと思います。
ただ、今やそうではないから書いてあるのです!求めているのです!
よくAD希望者の方に「好きな番組」を聞かせてもらうのですが、
だいたい『アメトーーク』(テレビ朝日)
以上。
別に問題ありません。私も大好きですよ。
ただ、これしか出て来ない!?
複数の番組を挙げられる方があまりにも少ないのです。
もちろん「本当にテレビが好きで作ってみたい!」と、
目を輝かせて来てくれる方もたくさんいます。
そういった方は自身で作ってみたい番組像を持っているので、
面接突破率は当然高いのです。
求人数、番組数、未経験からのチャレンジ数・・・
総合的にどう見ても映像制作の求人はテレビが多いです。
入りがテレビになる以上、多少なりとも好きじゃないと続かないような気がします。
石川かおり