新卒採用サイトを見ていたら、
ある大手企業の募集ページにある「人事からメッセージ」という欄に、
1000％同調してしまうようなことが書かれていました。

「少しだけ気にして欲しいこと」というタイトルで・・・。

「皆さん、こんにちは。

株式会社○○○の新卒採用担当です。

我々採用担当者は学生さんから応募のメールを頂くのですが
メールを読んでいて気がついたことがあります。

1．名前を名乗ろう

2．わかりやすい件名をつけよう

2つとも当たり前のことですが
少し気を付けるだけで読みやすいメールになりますよ。」

この会社はとても親切だと思います。
一般的に応募のメールに名前がなければ即アウトです。

学生時代のテストだって名前を書き忘れたら0点なんてありましたよね？？？

キャリアトレインでも毎日のように、
名前なしのメールを頂きます。

就職・転職サポートに申し込んで頂いた方はデータ化しているので、
名前がなくても検索出来ますが・・・。

件名がないのもざらです。
メール本文をみれば内容はわかりますが、
無題でメールを送ることはビジネスメールではありえません。
私は常日頃がっかりすることがあります。

名前、件名、挨拶がまったく抜けている方に対しては、
ビジネスメールの基本形メールを特に意識して送るようにしています。

20歳前後の若年者や社会人歴がない方でしたら、
ビジネスメールは初の経験かも知れません。
ならば覚えて欲しいという気持ちから、こてこての基本的なメールを送ります。

私自身がそうなのですが、
知らないならば真似して自分のものにしちゃえば良いのです。

ですが、真似てきてくれる方は皆無です。

こちらがいくらきちんとしたメールを送っても、
相変わらず名前も挨拶もありません。

ただ言いたいことを一言。

そんなメールのやり取りが続きます。

名前や挨拶がなくても、
その方なりに頑張って返信してくれているのかな？
と思うメールもありますが。

検索ワードでも「面接メール返信」という言葉が多く検索されています。
企業から面接の案内が来て、
どのように返信したら良いのかを調べたのでしょうね。
きちんと調べてからメールを送ろうと言う方はたくさんいるのです。

就職・転職という場面だからこそ、
普段使いではないメールを心がけてみてはいかがでしょうか？