1年後ではなく10年後を見る!将来の目標が明確になるとマスコミ就活がもっと見えてくる!

2013年9月3日

マスコミ業界を希望する新卒の学生や20代の業界未経験者が、
希望職種としてよく挙げるのが「“AD” か “芸能マネージャー”」。
“AD”でも“芸能マネージャー”でもなく、「“AD” か “芸能マネージャー”」を希望しています。

何となくテレビや芸能関係の仕事を希望してはいるけれど、
イマイチ業界についてまだ理解が出来ていない、と言う方に見られる傾向です。

普通に考えれば全く異なるこの2つの職種。
ぼんやりとした方向性を感じますが、マスコミの就職活動でこの2択を考える気持ちも分かります。
どちらもテレビやタレントと関わる仕事、華やかな業界の裏方的な仕事、と言った共通点があり、
更に言えば、これと言った明確なスキルが求められていなかったり
未経験者にチャンスがあるイメージですよね。

ここで改めてこの2つの職種について、仕事内容や求められる人物像をざっとまとめてみます。

アシスタントディレクターの仕事

 

芸能マネージャーの仕事

いかがでしょうか。“AD”と“芸能マネージャー”の違い、お分かり頂けましたでしょうか。
求められる人物像には、確かに共通する点もいくつかありますね。

就活中の学生さんは、来年の今頃は自分もエンタメ業界で働いているのかな、
と何となく想像したりする事もあるでしょう。

ただ、10年後はどうでしょうか?将来を描けていますか?

ADとして業界に入ったのなら、恐らくはテレビディレクターとして数年目。
後輩のADを育てながら、何かしらのテレビ番組制作に携わりながら、
どうすればもっと視聴率を取れるのか、インパクトのある画期的な企画はないだろうか、
ディレクターとして葛藤の毎日かも知れません。
ただ、クリエイティブにゴールはなくても、もともとやりたかった仕事です。
忙しい中にもきっとやりがいを感じて「次こそはもっと!」と意気込んでいるでしょうか。

芸能マネージャーになれたのなら、10年はそこそこのキャリアです。
事務所やタレントからは厚い信頼を得られているでしょうか。
入社時から担当し苦楽を共にしたタレントが、そろそろ安定した人気を保ち順風満帆でしょうか。
それとも新しいタレントの発掘や育成に自分の適性を感じ、やりがいを感じるとともに
いつか自分も芸能プロダクションを立上げたい、と言った新たな夢を持ち始めているでしょうか。

業界への理解を深めつつ、10年後に自分のなりたい姿を見出す事で
もう少し自分の方向性が明確になるといいですね。

野球のイチロー選手やサッカー日本代表の本田選手のように
幼い頃からの夢を実現する方もいれば、
置かれた環境の中で徐々に適性を発揮し、方向性を見出せる方もいます。
実際には後者が圧倒的に多いとは思いますが、マスコミ業界のような実力社会では
明確な目標を持つ事が夢を叶えるための近道だったりもします。

キャリアトレインでは未経験のマスコミ業界就職希望者のみなさんに
目標を明確にして頂くお手伝いをしています。
ぜひお気軽にご相談ください。

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