マスコミ・エンタメ業界ならでは!?正社員へのステップ

2018年10月29日

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キャリアトレインで扱っている求人は、正社員としての採用が基本です。

試用期間はほとんどの会社で設けており、中には契約期間を経て正社員登用になる会社もあります。

正社員になるまでの期間や制度(システム)は会社によって様々で、マスコミ・エンタメ業界ならではの考え方もあります。

様々な正社員登用制度

入社から正社員登用まで、これまでに下記ような会社がありました。

A社:3ヶ月~1年間の試用期間(契約社員)を経て、正社員登用 ←1番多いパターン
※社会保険加入など、正社員と待遇はほぼ変わらず

B社:3ヶ月~6ヶ月の業務委託契約を経て、正社員登用
※社会保険加入などは正社員登用後に適用

C社:無期転換(5年)の時期が来るまでに、契約社員から正社員登用
※社会保険加入など、正社員と待遇はほぼ変わらず
※1年や3年等の短い期間で正社員登用になることも多々

☆無期転換ルールとは
有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)になることができます。

中にはこのような会社もありました。

「契約社員としての満期3年。満期までに正社員試験を3度受けることが出来る。」

聞けば、この会社ではほとんどの方が3年以内に正社員になっているそうです。

続ける意思のある方は自然とそうなるとのこと。

前提は正社員

試用期間が長かったり、正社員登用までの道のりが簡単ではない会社もありますが、途中で辞めてもらいたいからそんな制度を設けているわけではありません。

あくまでも長く自社で働いてくれることを前提としている会社がほとんどです。

ではなぜ、すぐに正社員として採用しないのでしょうか?

それにはマスコミ・エンタメ業界ならではの理由もあります。

①ハードワークに耐えられるか
マスコミ・エンタメ業界は、勤務時間や休日が不規則な職種が多く、労働環境に合わずに辞めていく方もいます。

②仕事への向き不向き
クリエイティブな業界であるがゆえに、仕事への向き不向きがハッキリ出てくる傾向があります。

③人件費の問題
正社員にすることで高待遇となる会社の場合、コスト面で慎重にならざるを得ないこともあります。

正社員以外の選択

マスコミ・エンタメ業界で働く方は、あえて正社員以外の働き方を希望する方も少なくありません。

フリーランスで活躍している方や、番組契約などのプロジェクト単位で動く方もいます。

正社員になることがすべてではないという考えのもと、自分に合った働き方の選択が昔から見られます。

ただ一方でこのようなお話もあります。

先日、ある大手番組制作会社の取締役の方がこんなことをおっしゃっていました。

「組織に属すことでやりたいことが実現出来る、キャリアステップを一緒に考えながら進んでいけたらと思う」

一般的な会社員とは異なる部分は大きいですが、正社員として会社に属すると自分の行く末がある程度見えることもあります。

それが良いのか微妙なのかは個人のお考えですが、落ち着いて仕事に集中出来る環境を手にすることは出来るのかも知れません。

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≪石川かおり≫

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