【番組制作会社】社内行事・イベントは何のために行うのか?
昨年末から1月にかけて、番組制作会社や芸能事務所など、キャリアトレインとお付き合いのある会社では忘年会や新年会、中にはクリスマスパーティーを行ったところもありました。
その様子が各社のSNS等でアップされているので、キャリアトレインからご紹介した方が写っていたりすると嬉しくなるものです。
番組制作会社の場合、全員が社内で勤務しているとは限らず、テレビ局の番組スタッフルームに常駐している社員もいます。
社内勤務だとしてもロケや取材等、何かと忙しく飛び回り、皆が集まることなど珍しいことなのです。
全員の予定が空くことなどありませんが、それでも会社として忘年会や新年会を行います。
仕事の途中で抜けてくる社員や、盛り上がったところで途中退席する社員もいます。
結構時間がない中、社員を集めることにどんな意味があるのでしょうか?
社内行事・イベント
マスコミ業界の企業も一般企業も同じように定期的に社内行事・イベントを行います。
番組制作会社などでよく聞くのは下記のような行事・イベントです。
☆新年会
☆新入社員歓迎会
☆バーベキュー
☆社員旅行
☆退職者送別会
☆ハロウィンパーティー
☆クリスマスパーティー
☆忘年会
野球やサッカーのチームを結成して、他の番組制作会社と試合を行っている会社もあります。
ここまで盛り盛りにすべてを行っている会社はあまりありませんが、風通しの良い会社ほどよくみんなで集まって楽んでいる印象です。
でも、ズラッと並んだ社内行事・イベントに、引いてしまう方もいるかも知れません。
キャリアトレインの就職・転職サポート面談で求人企業をご紹介する際、社内行事・イベントについて説明します。
そうすると、こんな風に言う方もいます。
「休日に集まるとか嫌です」「べたべたしている感じが苦手で」「めんどくさいですね」
オンとオフを分ける方ほど、仕事の時間以外に会社の人といたくないと思うようです。
そういう気持ちを否定するわけではありませんが、社内行事・イベントは、言ってみれば強制的なものです。
でも、厳密に言えば時間外だし、仕事じゃないし、参加したくなければしなくても良いのかも知れませんが、それでは意味がないのです。
社員に伝播する為に
あるイベント企画制作会社の方が、社内行事・イベントに対してこんな風におっしゃっていました。
「イベントは社員に社長のDNAやマインドを注入する場だと考えます」
「イベントを実施することで社員にDNAが伝播し、会社がブレイクスルーする」
ただ賑やかなだけの社内行事・イベントも楽しいですが、会社で行うことの意味はやはり社員全員の向上と会社が前進する為のものであると思います。
ですから、「飲み会めんどくせー」ではなく、会社の一員としてどうしていきたいのか、みんなで何が出来るのかを模索する場としての参加・役割が一人一人に求められていると言っても過言ではありません。
また、社員の離職率を低下させる為に、社内行事・イベントを積極的に取り入れる会社は増加傾向にあると言います。
社内行事・イベントを行うことで、社員同士のコミュニケーションが活発になり、仕事の生産性にも繋がると実感している会社は少なくありません。
まさにあなどるなかれ社内行事・イベントなのです。
≪石川かおり≫