20代転職理由№1は○○○○!マスコミ業界には?

2016年10月12日

転職

厚生労働省が昨年の転職者実態調査を公表しました。

■転職後の勤め先は???

「満足」「やや満足」53.3%
「不満」「やや不満」10.3%

厚労省の分析は、、、

「景気回復や人手不足から転職市場が活況で、より良い条件を求めて転職し、成功しているケースが多い」

【より良い条件】と言っても、「賃金」や「役職」は後の方で、「仕事内容・職種」「人間関係」の方が満足度が高い理由として挙がっています。

これは、入社後に感じた満足度だからです。

転職先を選ぶ時点では、「前職より給与が上がること」を重視している方が多いのですが、結局は「希望の業界だった」「希望の仕事だった」ことが満足度に繋がる方が多いようです。

20代の転職理由

転職を考える時、世代によってその理由は異なります。

選択肢が多い20代の場合、「やりがい」を求める傾向が見られます。

例えば、、、

本当にやりたかった仕事がしたい
新卒の時に入れなかった業界や仕事に再チャレンジしたいリベンジ転職!

成長したい
会社の先輩を見ていて「こうはなりたくない」と思った瞬間、この会社で自分は成長出来るのだろうかと不安になる!

どうせなら条件を上げて
少ない休日、多い残業でも、本当にやりたい仕事ならば「やりがい」が持てるはず!

それが例え「もっと自分に適したものがあるに違いない」という青い鳥シンドロームであっても、やいがいがあって、自身が成長出来る環境を一度は求めてみたいものです。

マスコミ業界にはやりがいしかない!?

キャリアトレインでは、異業種からマスコミ・エンタメ業界に転職したい方を多く支援しています。

一般企業で働いている方のほとんどは、「条件を下げて」でもマスコミ・エンタメ業界への転職を目指します。

何年社会人経験があっても、「未経験の仕事」へのチャレンジとなってしまうので、例えば25歳で転職してきても、22歳の新卒と同等条件となります。

さらに、マスコミ・エンタメ業界ならではのハードな労働環境も待ち構えています。

「時給にしたら500円切るかも!」とよく番組スタッフの方達が嘆いて?いますが、給与も労働環境も下げてまで転職する理由は、やはり「やりがい」しかないのです。

異業種からマスコミ・エンタメ業界に転職

■Tさん(転職時27歳)
不動産会社 営業 → 番組制作会社 アシスタントディレクター
年収 350万円 → 252万円

「学生時代からテレビ業界に興味はあったものの、就職は不動産業界へ。友人の結婚式でビデオ制作を頼まれ、完成した物を渡した時に喜んで貰えたことに感動。映像制作の仕事に魅力を感じ、本格的にプロを目指したいと思うように。社会人5年目にして番組制作会社へ転職し、現在チーフADとして活躍中。」

■Dさん(転職時24歳)
ホテル 受付 → 番組制作会社 アシスタントディレクター

「大学時代の就職活動ではテレビ局を受けていたが全滅。内定を得たホテル業界に就職し3年目を迎える頃、テレビ業界への未練が再発。挑戦するなら若いうちが良いと思い、番組制作会社へ転職し、アシスタントディレクターを経て現在アシスタントプロデューサーに転向。」

■Nさん(転職時25歳)
アプリ開発会社 営業 → 芸能プロダクション タレントマネージャー

「モノではなく、ヒトを売り込み、育てることに興味を持っていたNさん。3年の営業経験と、第二新卒という武器を引っ提げて芸能プロダクションに転職。元々、タレントマネージャーに興味を持っており、営業経験が武器になると考え社会人生活を送っていたそう。」

上記の方達は現在でもテレビ業界、芸能界で活躍していますが、「やりがい」を求めて転職したものの、想像と違っていたり、向いていなかったりして早々に辞めていった方もたくさんいます。

しかし、辞めていった方達も挑戦しないままだったらどうだったでしょう?

未経験職へのチャレンジは20代まで?

マスコミ・エンタメ業界では、業務の性質上、年齢制限を設けている会社がほとんどです。

「未経験で挑戦するなら20代」

これが現実です。

「昔から興味があった」「好きな業界ならやりがいを持って頑張れる」「就活時に受からなくて諦めた」「就活時に何となく受けることが出来なかった」

それぞれに、マスコミ・エンタメ業界への未練ややり残した感があるならば、挑戦出来るうちに行動あるのみではないでしょうか!

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《石川かおり》

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