自信がないから応募はしない?ダメで元々、応募してみる?

2014年8月26日

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ご登録後すぐのご紹介が難しい場合もありますが、複数社の求人をご紹介させて頂く場合もあります。

過去に取引実績のある企業でしたら、選考の傾向などもある程度は登録者の皆様にお伝えする事ができます。
ただ、選考基準については一概に言えるものではなく、厳密に設ける企業もあれば、曖昧に設定している企業もあります。
例えば、応募要件を満たしていても書類選考が通らない人もいれば、応募要件に足りていないにも関わらず書類選考を通過する人もいるわけです。

自信がないから応募はしない!?

以前、ある候補者(Aさん)に「B社」の求人をご紹介しました。
AさんはB社を気に入り、ぜひ受けてみたいとその場でエントリーを希望しました。
B社の求める応募要件はほぼ満たしています。
ただこのB社、選考の傾向がイマイチつかみにくい企業でもあります。

前任者の退職等で採用期限が差し迫っている場合、企業の選考基準(特に書類)は緩くなりがちです。
反対に、採用期限に余裕がある場合、ある程度候補者の人数を集めて、比較検討をしながらじっくり書類選考を行う事があります。

今回のB社の状況は、どちらかと言えば後者のタイプに近い。
この事をAさんに伝えると「今回は応募を見送りたい」との事でした。
応募要件を満たしているにも関わらず、一気に自信がなくなってしまったようです。

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可能性は十分にありましたし、また次のチャンスがいつあるかも分からない。
そのことをAさんに伝えましたが、エントリーを見送りたいと言う意思は変わりませんでした。

単純に「もったいない」とも思いましたが、その後もいろいろとお話を伺った中で、Aさんは厳しい選考を勝ち抜いて入社するよりも、書類選考の段階から自分を欲してくれる会社により魅力を感じる傾向があるようでした。
ただ、この部分で転職先の印象を決めてしまうのは、やはり早計と言わざるを得ません。

ダメ元でも応募したい!

一方で、また別の候補者(Cさん)に「D社」の求人をご紹介した時のこと。
応募要件に達しているのは8項目のうち2項目のみ。
D社はCさんの希望にバッチリ当てはまる会社ですが、Cさんは今回D社の求める人材とはやや離れている印象が拭えません。

書類選考の段階で厳しい判断が予想されました。
この点をCさんに伝えましたが、それでもCさんはD社へのエントリーを熱烈希望。
出来る限り応募書類の推敲を重ね、CさんはD社へエントリーをしました。

結果は、、、残念。応募要件はダテではありません。
Cさんに結果を伝えると「ダメ元とは言えやっぱり残念ですね」とやや落ち込んだ様子。
無理もありません。出来る限りの努力をした結果なのですから。

しかし後日、「D社の別の部署でCさんのキャリアを生かせるかも知れない」とD社の人事担当者から連絡がありました。
ダメ元応募をした事で、思いがけず生まれたチャンスでした。

ダメ元応募の注意点

ちなみに、ダメ元応募は実は企業から嫌われるケースもありますので注意が必要です。
それは、明らかに応募要件を満たしていないにも関わらず、特にその点を払拭する努力が応募書類から感じられない場合。
応募した側からすればあっさりと書類選考で不採用の知らせがくるだけの話ですが、企業の担当者にとっては、その書類に目を通し、結果を連絡すると言う手間がかかることになるのです。

最近はWEBエントリーなどで複数の企業への一括応募が可能です。
しかし、1社1社に対する明らかに手抜きと思われる応募も増えています。
応募要件はきちんと確認し、自分のスキルが足りていない場合はアピールの仕方も変わりますので、特に注意が必要です。

supprot

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