
「今年中に転職したい」
そう思っているものの、
「もう10月だけど、今からでも間に合う?」
「転職活動って何から始めればいいの?」
「退職を先に伝えたほうがいいの?」
と悩んでいませんか?
特に20代で初めて転職する場合、求人探しだけでなく、応募書類の準備、面接、退職の手続きなど、分からないことがたくさんあります。
でも、焦る必要はありません。
10月から転職活動を始めても、年内入社を目指すことは可能です。
大切なのは、「とりあえず求人に応募する」のではなく、転職活動と退職のスケジュールを整理して進めることです。
今回は、年内の転職を目指す20代の方に向けて、10月から始める転職活動の流れをわかりやすくご紹介します。
まず知っておきたい!転職活動には意外と時間がかかる
初めて転職する方は、
「求人に応募して、すぐに決まるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、実際には、
求人探し
↓
応募
↓
書類選考
↓
面接
↓
内定
↓
退職の申し出・引き継ぎ
↓
入社
という流れがあります。
企業によって選考期間は異なりますし、複数回の面接が行われることもあります。
そのため、「年内に転職したい」と思ったら、10月の段階で動き始めることが大切です。
【10月】まずは転職の準備を始めよう
10月に最初にやることは、いきなり大量に応募することではありません。
まずは、自分の希望や条件を整理しましょう。
10月前半にやりたいこと
- 転職したい理由を整理する
- 次にやりたい仕事を考える
- 希望する業界・職種を調べる
- 求人をチェックする
- 履歴書・職務経歴書を準備する
- 転職エージェントなどに相談する
20代の転職では、「やりたいことが明確に決まっていない」という方も珍しくありません。
「今の仕事がなんとなく合わない」
「もっと違う仕事をしてみたい」
というところからスタートしても大丈夫です。
まずは求人を見ながら、自分がどんな仕事に興味があるのかを知ることから始めてみましょう。
【10月中旬~下旬】応募・面接をスタート
希望する求人が見つかったら、応募を始めます。
この時期は、
- 応募書類を提出
- 書類選考
- 面接の日程調整
- 面接対策
- 複数企業の比較
などを進めていきます。
ここで大切なのは、1社だけに絞りすぎないことです。
求人を比較することで、
「この会社の仕事内容のほうが自分に合っている」
「こちらは条件が良いけれど、仕事内容は少し違う」
など、自分が転職で何を重視しているのかが見えてくることがあります。
ただし、たくさん応募すればいいというわけでもありません。
求人票をよく確認して、仕事内容・応募条件・給与・勤務時間・休日などを確認したうえで応募するようにしましょう。
【11月】面接・内定・退職準備
10月に応募を始めた場合、11月は面接が中心になるケースがあります。
面接では、
「なぜ転職したいのか」
「なぜこの会社なのか」
「これまでどんな仕事をしてきたのか」
「入社後に何をしたいのか」
などを聞かれることがあります。
20代の転職では、これまでの経験だけでなく、これから何をしたいのか、なぜその仕事に挑戦したいのかを整理しておくことが大切です。
そして、選考が進んで内定が出たら、次に考えるのが「退職」です。
退職がすでに決まっている人は、早めにスケジュールを確認
すでに退職することが決まっている場合は、転職活動と並行して、
- 最終出社日
- 有給休暇の消化
- 引き継ぎ
- 退職に必要な社内手続き
- 入社可能日
などを確認しておきましょう。
特に転職先から、
「いつから入社できますか?」
と聞かれたときに、すぐ答えられるようにしておくとスムーズです。
退職日と入社日の間にどのくらい期間が必要なのかも、あらかじめ考えておきましょう。
まだ退職を伝えていない人は、内定後に退職の申し出をする方法も
「転職したいけれど、まだ会社には何も伝えていない」
という方も多いと思います。
転職先が決まっていない段階で退職を申し出ることに不安がある場合は、転職活動を進め、内定後に現在の会社へ退職の意思を伝えるという進め方もあります。
ただし、退職の申し出から実際の退職までに必要な期間は、雇用形態や会社の規定などによって異なります。
そのため、転職活動を始める段階で、就業規則や雇用契約書などを確認しておくことをおすすめします。
また、退職日については現在の会社だけでなく、転職先の入社希望日との調整も必要です。
「内定が出たらすぐ退職できる」と考えず、退職の申し出から引き継ぎまでに必要な時間も含めて計画しておきましょう。
【11月~12月】退職・引き継ぎを進める
無事に転職先が決まったら、現在の会社に退職の意思を伝えます。
その後は、
退職の申し出
↓
退職日を決定
↓
業務の引き継ぎ
↓
最終出社
↓
入社準備
という流れになります。
退職が決まったからといって、最後の日まで気を抜いてはいけません。
担当している仕事を整理し、後任の人が困らないように引き継ぎを行いましょう。
円満に退職するためにも、最後まで責任を持って仕事をすることが大切です。
【12月~新年1月】いよいよ新しい仕事へ
転職先との入社日が決まったら、必要な手続きを確認しましょう。
会社から案内される書類のほか、場合によっては、
- 雇用保険に関する書類
- 年金に関する手続き
- 源泉徴収票
- マイナンバーに関する書類
- 給与・扶養関係の書類
などが必要になります。
入社前に企業から案内された内容を確認し、準備しておきましょう。
そして、いよいよ新しい環境でのスタートです。
年内転職を目指す20代向け!10月からのスケジュール
ここまでの流れを簡単にまとめると、以下のようになります。
10月前半
転職準備
・転職理由を整理
・希望条件を考える
・求人を探す
・応募書類を準備
・転職エージェントなどに相談
↓
10月中旬~下旬
応募・選考開始
・求人へ応募
・書類選考
・面接対策
・面接
↓
11月
面接・内定
・面接
・企業との条件確認
・内定
・入社日の調整
・退職準備
↓
11月~12月
退職・引き継ぎ
・退職の申し出
・退職日の決定
・業務の引き継ぎ
・最終出社
↓
12月~年明け
新しい会社へ入社
※選考期間や退職に必要な期間は企業・個人によって異なります。上記はあくまで一例です。
「退職してから転職活動」と「働きながら転職活動」どちらがいい?
20代の方からよくあるのが、
「先に会社を辞めてから転職活動したほうがいいですか?」
という疑問です。
これには、それぞれメリット・注意点があります。
働きながら転職活動する場合
現在の収入を維持しながら転職活動ができます。
一方で、仕事と転職活動を両立する必要があるため、面接の日程調整などが大変になることがあります。
退職してから転職活動する場合
転職活動に集中しやすく、面接の日程なども調整しやすくなります。
一方で、次の仕事が決まるまで収入がなくなる可能性があります。
そのため、「どちらが正解」ということではなく、自分の状況に合わせて考えることが大切です。
特に20代で初めて転職する場合は、勢いだけで退職を決めず、生活費や転職活動にかかる期間なども考えておきましょう。
「年内に転職したい」と思ったら、まず何をする?
ここまで読んで、
「やることが多くて大変そう……」
と思った方もいるかもしれません。
でも、最初から全部やる必要はありません。
まずは、
① なぜ転職したいのかを書く
↓
② 次にどんな仕事をしたいのか考える
↓
③ 求人を探してみる
この3つから始めてみましょう。
求人を見ているうちに、「こんな仕事もあるんだ」「この仕事なら経験を活かせそう」と、新しい選択肢が見つかることもあります。
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そんな方も、まずはご相談ください。
転職活動は、求人に応募することだけがスタートではありません。
自分の経験や希望を整理して、どんな仕事が合うのかを考えることも、転職活動の大切な一歩です。
年内に転職したいなら、10月は動き始めるタイミング。
「いつか転職したい」と思っているなら、まずは求人を見ることから始めてみませんか?
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国家資格キャリアコンサルタント
石川かおり
