
語り手プロフィール Aさん(26歳・女性)
前職:テレビ番組制作会社・アシスタントディレクター(AD)
現職:エンタメ系企業の宣伝・広報デスク(または芸能プロダクションの進行管理)
転職のテーマ:「エンタメへの熱量」×「ワークライフバランス」の両立
1. 憧れのテレビ業界へ!怒涛の日々と見失った「自分の生活」
大学卒業後、子どもの頃からの夢だったテレビ番組制作会社にADとして入社しました。
バラエティ番組の担当になり、ロケハン、リサーチ、収録準備、編集立ち会いと、とにかく忙しい毎日。
自分が関わった番組が放送され、エンドロールに名前が載ったときの感動は今でも忘れられません。
しかし、年数が経つにつれてのしかかってきたのが不規則すぎる生活スタイルでした。
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昼夜逆転は当たり前(深夜の編集ラッシュや早朝ロケ)
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休日もスマホが鳴る緊張感
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友達や家族と予定が合わせられないストレス
25歳を過ぎた頃、「この仕事を10年、20年と続けていけるだろうか…?」と将来に強い不安を感じるようになりました。
「エンタメや芸能に関わる仕事は大好きなのに、自分の人生や健康を犠牲にし続けるのは限界かもしれない」。
そう思い立ち、26歳で転職活動をスタートしました。
2. 「テレビ業界のスキル」は外の世界でも武器になる
転職活動を始めた当初は、「ADしかやってこなかった自分に、他の仕事ができるのだろうか」という不安でいっぱいでした。
しかし、キャリアアドバイザーや周囲に相談する中で、ADの業務には汎用性の高いポータブルスキルがたくさん詰まっていることに気づかされたのです。
AD経験で培われた強み
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圧倒的なマルチタスク・スケジュール管理能力(複数のロケや編集を並行処理)
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土壇場のトラブル対応力・柔軟性
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演者さんや事務所、外部スタッフとのコミュニケーション力
これらの強みを活かし、「エンタメ・芸能に関われる」「土日休み・残業少なめ」という条件を軸に求人を探しました。
3. 転職後の変化:憧れの業界で、ちゃんと「自分の時間」を生きる
現在、私はエンタメ系企業の宣伝・進行管理として働いています。
芸能事務所や番組制作会社とのやり取りなど、前職の知識や人脈、感覚がそのまま活きる環境です。
転職して大きく変わったのは、「生活の質」と「心のマージン」です。
「テレビや芸能の仕事=不夜城で働くしかない」と思い込んでいましたが、役割やポジションを変えるだけで、こんなにも働き方が変わるんだと感動しました。
4. 転職を考えているAD・エンタメ業界の皆さんへ
ADの仕事は本当につらいことも多いですが、そこで培った「タフさ」「気配り」「スピード感」は、他のどんな業界・職種に行っても最強の武器になります。
「エンタメが好きだから苦しくても耐えなきゃ」と自分を追い詰める必要はありません。
エンタメに関わる方法は、現場のAD以外にもたくさんあります。
自分の健康や生活を大切にしながら、大好きな業界で輝く選択肢は必ずあります。
一歩踏み出すのを躊躇している方がいたら、ぜひ自分の可能性を信じてみてください!
まとめ
「好き」を仕事にすることと、「自分らしい生活を送る」ことは決して対立するものではありません。
ADとして培った現場力を武器に、環境を変えて理想のワークライフバランスを手に入れたAさん。
諦めずに自分の軸を持ってキャリアを選び取った姿は、同じ悩みを抱える多くの若手クリエイターの背中を押してくれるはずです。
国家資格キャリアコンサルタント
石川かおり

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