就職・転職希望者から女性コンサルタントが求めれる理由
「女性のコンサルタントでお願いします」
先日、キャリアトレインの転職サポートに応募していただいた女性からこんなリクエストがありました。
このようなリクエストは結構多く、逆に「男性コンサルタントでお願いします」はこれまでにひとりもいませんでした。
キャリアトレインは女性ばかりの人材サービス会社なので、コンサルタントは絶対に女性です。
ほぼ私です(笑)
男性の求職者から見ても、女性コンサルタントだからといって何かやりにくさを感じることはないと思います。
そもそも、求職者にやりにくさを感じさせるようではコンサルタントとしてダメダメです。
女性の求職者の場合、男性コンサルタントには相談しづらいこともあります。
また、コンサルタントとの対面での転職相談(面談)になった場合、なんとなく女性の方が話しやすいということもあるかと思います。
男性だとか女性だとかは関係なく、すべては人間性(パーソナル)によるのでしょうが、女性の方が相談しやすいと思われることが多いのであれば期待に応えたいと強く思っています。
女性コンサルタントが求められる理由
女性のコンサルタントには下記のような特徴があります。
■女性の働き方、人生設計等に精通している
■女性だからこそ感じる働きやすさを追求している
■女性のライフイベントの経験や理解が深い
■女性特有の悩みも相談できる
■親しい友人のように雑談を交え気軽に話ができる
■勘が鋭く、敏感に状況をキャッチする
社会人の転職でよくあるのは、職場でセクハラを受けた話。
どんなセクハラを受けたとかは、なかなか男性コンサルタントには相談しづらいものです。
こういったことは、やはり女性コンサルタントの方が話しやすいかと思います。
先日、昨年4月に新卒で某エンターテインメント企業に入社した女性からこんな相談もありました。
残業代の支払いが求人票に明記されていたのに実際はなかったという話です。
会社に訴えたところ、男性の上司がよってたかって彼女を脅したそうなのです。
明らかに会社に非があるのに、新卒の女性相手だからなのか本当になめくさっています。
この女性は男性に話すこと自体が怖くなってしまいキャリアトレインの転職サポートでは女性コンサルタントをリクエストしました。
この女性は波風をたてたくないということで法的手段にはでませんでしたが、エンタメ業界への不信感はいまもぬぐえず、転職先にも迷いが生じています。
何とかサポートを継続して、夢を諦めかけている彼女の助けになりたいと心から思っています。
昨年のキャリアトレインの就職・転職サポート利用者の男女比を見たところ、ほぼ5:5の半々でした。
気持ち女性の方が多いかな、という程度です。
正直、マスコミ・エンタメ業界での女性の活躍を願っている私は女性の求職者には肩入れしてしまうこともあります。
男性の求職者にはお母さん的な目線(笑)になってしまうこともあるのですが、同じように絶対的な応援者でありたいと思っています!
<石川かおり>