自由人!?マスコミ・エンタメ業界≪4つ≫働き方

2018年2月19日

自由な働き方

マスコミ・エンタメ業界の会社は、一般的な会社に比べて社風や仕事環境が“自由”なところが多いです。

言い方を変えると、良くも悪くも“緩い”ところが多々があります。

しばらくマスコミ・エンタメ業界で働くと、他の業界では働きづらいと感じる方もいます。

逆に、他の業界から転職すると、独特の緩さに慣れるまでは会社の雰囲気や仕事のペースが掴みづらいかも知れません。

しかし、緩いからと言って、決していい加減なわけではなく、緩いからこそ社員一人ひとりに軸がないとブレブレになり持ちません

では、マスコミ・エンタメ業界の会社はどんなところが自由なのでしょうか?

①勤務時間が自由

職種によりますが、例えば番組制作スタッフの場合、「何時~何時まで働く」というのが決められていません。

会社の基本勤務時間はありますが、制作している番組の進行具合により毎日変わります。

「今日は早朝からロケがあった」「番組の企画会議が日本テレビで22時からスタート」「昨日は遅くなったから明日は昼から出社します」などなど。

仕事に合わせてスタッフの出退勤時間が変わります。

「何時~何時まで働く」と決められていない働き方を、例えば「専門型裁量労働」や「変形労働時間制(フレックス)」と言います。

2017年10月25日ブログ「全然違う!?エンタメ・マスコミ業界の勤務時間

毎日毎日朝から晩まで働き詰めなわけではなく、1週間・1ヶ月単位で調整しながら働いているわけです。

また、一般的な勤務時間とずれることが多いので、朝晩の通勤ラッシュから逃れることが出来ます!

②服装が自由

これも職種によりますが、マスコミ・エンタメ業界では私服勤務がほとんどです。

服装だけではなく、ヘアスタイルやネイルなども自由なところが多いようです。

夏場、某テレビ局でビーサン&短パンのプロデューサーを見掛けました。

ロックが好きな映像ディレクターは、ダメージジーンズの腰元に何やらジャラジャラぶる下げて歩いています。

女性スタッフも皆さんそれぞれお好きな恰好をしています。

デコネイルばりばりの方も、金髪(銀髪?)の方もいます。

「報道番組で一般人に取材することが多い」とか、「料理番組で食材を切る係り」なんて番組スタッフは考えなければなりませんが、基本的に個性を見せることはナシではありません。

私は、10数年前に初めて番組制作会社の面接に同席した時のことが忘れられません。

「緑」が苗字につく名前の応募者だったのですが、制作会社の社長が一言、「髪の毛を緑にしてくれば良かったのに!」

パッと見、あまり個性が見えない応募者だったこともあり、業界デビューするにあたり、社長はインパクトを求めたようなのです。

「うわぁ、緑の頭でOKなんだぁ・・・」と衝撃を受けたものです。

③働く場所が自由

基本的には自社や出向先で働いていますが、職種によっては毎日のように働く場所が違うなんて方もいます。

番組制作スタッフの場合、会議や収録などの際はテレビ局やスタジオに居て、ロケや取材では国内外を飛びわまります。

映像編集期間になると、ポストプロダクションと言う編集スタジオに籠りっきりになったり、何も毎日出社しなくても自宅で作業を進めることもあります。

社内でなかなか一緒にならない先輩や同僚と忘年会でやっと会えた、何て話もよく聞きます。

④仕事が自由

勤務時間や服装などと言うことよりも、一番大事な自由はこれです。

マスコミ・エンタメ業界で自身が実現したいことに積極的に取り組むことが出来ます。

数年は仕事を覚えるだけで精一杯ですが、決まりきったことだけをこなすだけの業界ではありません。

「こんな番組が作りたい」「こんな企画を考えた」など、若いうちから提案することが出来ます。

「自分の仕事はこれだけ」なんて決まっていませんし、誰もそんなことは言いません。

逆にやりたいことが何もない方は、せっかく自由に与えられた提案の機会を活かしきれずもったいない気がします。

自由=勝手ではない

必要以上に管理されない環境の中で、自分はどうしたいのか(何を成し遂げたいのか)明確にしていないと、すべてにおいてダラダラしてしまいます。

そしていくら自由とは言え、自分1人で出来る仕事ではありません。

自分ルールを確立し過ぎて、他のスタッフや関係者と歩幅を合わせられないのでは仕事になりません。

また、人によっては、管理されていない、一見無法地帯とも思える環境が合わない方もいるはずです。

自分が働くとして、、、自由な環境で働くことを十分イメージして飛び込んでもらいたいです。

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≪石川かおり≫

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