【番組制作スタッフ事件簿】テレビ業界に入った目的は○○○!?

2016年9月12日

盗撮

今に始まったことではないのですが、テレビ業界ではスタッフを採用する際、気をつけていることがあります。

それは、“タレント目当て”のテレビ業界志望者です。

タレントと言っても特に多いのは、“アイドル”のファンです。

ジャニーズ、AKB、ももクロ、、、ファンの方は多いかと思いますが、番組スタッフとして関わろうとするのも程度があります。

某番組制作会社や芸能事務所では、面接等で極端なアイドルファンだとわかると、採用は見送りにする方針をとっています。

ただ、面接の段階で明らかにわかれば良いのですが、すり抜けてしまうことも多くあります。

アイドルファンスタッフの事件簿

タレントクロークに侵入

テレビ局には「タレントクローク」と呼ばれる番組出演者の控室があります。番組スタッフならば仕事でタレントクロークを訪れることはもちろんありますが、その任務を任されていないアシスタントディレクターが侵入して大騒ぎになったことがありました。お目当ては某人気アイドルグループだったのですが、「用もないのに何でいるんだ!」ということになったわけです。

スマホで無断撮影

テレビ局での某番組収録中、休憩中の人気アイドルをスマホで撮影してTwitterに投稿したアシスタントディレクターがいました。このことは後からバレたのですが、「あの時あの場所にいたスタッフ」ということで犯人が特定されたのです。番組スタッフがSNSを利用することは細心の注意を払わなくてはならないのですが、タレントを無断で撮影してなんて論外です。

ファンに情報を流す

某男性アイドルグループのファンクラブに入っていたアシスタントディレクターが、仕事現場で得たアイドルの情報をファン仲間に流して問題になったこともありました。その男性アイドルがどんな趣向があって、どんな場所に行って、どんな会話をしていた、、、などなど。身近にいるスタッフだからこそ知り得る情報はたくさんあります。その情報をいちいちスタッフが外部に流して良いわけがありません。

タレントの私物を盗ってしまったとか、他にもファンスタッフが起こした事件はありますが、そのスタッフが所属している会社にとっては責任問題です。

テレビ局への出入り禁止や番組制作チームから外されることも覚悟しなくてはなりません。

だからこそ、採用時に気をつけなければならないところなのです。

念願のアイドルに近づいたものの

今を時めくアイドルが出演する番組はたくさんあります。

番組制作が目的ではなく、アイドルに近づくことだけが目的でそういった番組に潜り込むファンスタッフがいます。

ファンであることをあからさまにしなければ、そういった機会を作ることは出来ます。

さて、うまく潜り込んだものの、それからどうしたかと言うと、、、

ハードワークでフェードアウト

番組スタッフはハードワークで知られています。勤務時間も長く、休日もまともに取れないことがあります。アシスタントディレクターがすべきことはたくさんあって、頑張っていても能力に限界を感じるシビアな世界です。そこへ“アイドルだけが目的”で入ったらどうでしょう?あまりに辛さに早々にフェードアウトしていったアシスタントディレクターは数知れず、、、

仕事にならないのでクビ

大好きなアイドルの番組に配属されたアシスタントディレクターがいました。収録があろうものなら前日から浮足立って仕事になりません。収録当日は、まるでデートのような服装で現れたから周りはアングリです。アイドルと関わろうとするエネルギーばかりが強く、ろくにアシスタントディレクターとしての務めを果たそうとしない態度に、ついに退職が言い渡されたというわけです。

好きなタレントがいるのは結構ですが、テレビ業界にいる目的がそれだけでは続くはずもありません。

まとめ

「あのタレントさんと仕事がしたい」という夢や目標を持っている番組スタッフはいます。

有名な芸能人に会えることを楽しみの一つにすることも決して悪いことではありません。

励みになることもありますし、テレビ業界で働くことの特権でもあります。

テレビ業界に入って長くなるとそういう気持ちもなくなるとは聞きますが(汗)

ただのファン心でテレビ業界に潜り込むことだけは、迷惑以外の何ものでもありません。

本人にとっても無駄な労力になってしまいます。

仕事の目的は人それぞれですが、番組制作の世界はちょっと考えた方が良いかと思います。

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《石川かおり》

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