結果オーライ!?人材紹介会社がモヤっとする時

2016年2月22日

人材会社がモヤっとしている様子

人材紹介会社には厳守しなければならないコンプライアンスがたくさんあります。

重大なコンプライアンス違反は処罰の対象にもなりますし、会社存続の危機に晒されることは想定済みです。

人材紹介会社を利用する求人企業求職者も守っていただかなくてはならないことがいくつかあります。

内容によっては法の力を借りることも出来ますが、結局はモラルの問題です。

モラルの低い求人企業と求職者には滅多に出くわさないのですが、最近立て続いてしまいました、、、

人材紹介会社のビジネスモデル

キャリアトレインの就職・転職サービスを利用していただいた登録者(求職者)の皆さんにたまに聞かれることがあります。

「登録料みたいなものは取らないのですか?」
「登録者からお金を取らなくてどうやってやっていけるのですか?」

人材紹介会社は求職者から料金をいただくことはありません。

では、どこで料金をいただいているのかと言うと、、、

求人企業から紹介料をいただいています。

紹介した求職者の採用が決まったらいくらと、予め求人企業と契約を結んでいます。

そう、、、

予め求人企業とは契約と言う約束をしているのにも関わらず、こんなことがあったのです!

「不採用ということにしておくから」

某テレビ番組制作会社へアシスタントディレクター候補者を紹介した時のことです。

面接まで進んだ候補者に対して、某テレビ番組制作会社の採用担当者はこう耳打ちしたそうです。

「人材紹介会社には不採用と連絡するから、直接応募してきて欲しい」

なんだなんだ?つまり、紹介料払いたくないからズルしちゃえってか?

これは万引きと同じ感覚では?

候補者(登録者)から戸惑いの連絡があったのでソッコー発覚したわけですが、この企業との縁はこれまでです。

ただ、候補者(登録者)の可能性を潰したくはないので、ご本人の気持ち次第で直接応募を促すようにはしました。

「この方はすでに応募されていますけど?」

困った登録者(求職者)もいました。

キャリアトレインの就職・転職サービス面談に来社し、求人の紹介を受けた登録者(求職者)が、その企業に自ら応募してしまったのです。

求人企業は、先に応募した登録者(求職者)を優先しており、キャリアトレインからの紹介は宙に浮いた形となりました。

キャリアトレインが扱う求人には、一般には公開されず、ご登録いただいた方のみに開示させていただく求人もあります。

そういった求人の第三者へ開示することはしないよう登録面談時にお願いはしています。

ただ、登録者自身がどう利用するかは縛ることは出来ません。

せめてダブルエントリーで人材紹介会社に恥をかかすことは止めておくれというところです。

まさに登録者のモラルに任せるしかないのです。

人材紹介会社経由と直接応募はどっちが有利?

状況により有利であったり不利であったりと、一長一短ではあります。

人材紹介会社経由が有利!

■企業は人材紹介会社に依頼し、欲しい人材だけを紹介してもらおうとするので面接率が高い

■人物像や経歴の補足(退職理由の説明等)、人材紹介会社からの評価等を企業に伝えることが出来るので、形式的な書類選考で落ちることが少ない

下記にように人材紹介会社を利用するメリットはたくさんありますが、選考通過における「有利」という点で2つ挙げてみました。

・年収等の条件交渉を人材紹介会社が代行してくれる
・希望する求人を紹介してもらえる
・休日や残業等、企業に聞きにくいことを人材紹介会社が確認してくれる
・履歴書や職務経歴書の添削や自己PR分の書き方などを教えてもらえる
・応募企業に合わせた面接対策が受けられる
・面接日時や入社希望日等の調整をしてもらえる

などなどなど

直接応募が有利!

■人材紹介会社への紹介料を払う必要がなく、採用コストを抑えられる

企業が直接応募を優先させる理由は以上!ではないでしょうか、、、

企業のホームページに直接応募が来るのは、一部の有名企業くらいなものです。

であれば、求人広告を掲載するか人材紹介会社に依頼をするか。

某かの採用コストがかかるのは当たり前なのですが、、、

広告宣伝費で人材紹介会社が潰れる!?

少し前、好調だった某有名求人会社が大赤字を叩き出したことは人材業界では話題になりました。

理由は『人件費』『広告宣伝費』の増加です。

人材紹介会社は求人企業に代わって、人材を募らなければなりません。

空前の人材不足&売り手市場の現在、ただ単に「~募集!」とサイトを作って出したって人なんか集まりません。

人材会社の売上の1~4割を使っていると言われている広告宣伝費と、かけた広告宣伝を運用するマンパワー(人件費)はバカになりません。

ちょちょいと人を集めて、企業に紹介して、紹介料を得ていると思うのは大間違いなのです。

以上のように、求人企業の外部人事部としての役割を果たそうと、人材紹介会社はお金も人も投入しています。

紹介料をいただかなくては存続の危機にさらされますが、第一には求人企業の役に立ちたいと言う想いがあります。

キャリアトレインの場合は、マスコミ・エンタメ業界を盛り上げる為にも、人材募集の部分でやらねばという想いもあります。

求人企業と求職者と人材紹介会社、3者の信頼関係がなければ想いは果たせないのです。

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《石川かおり》

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