現役アシスタントディレクター(AD)の勤務表公開!

2015年4月7日

カチンコを持つADの女性

テレビ番組の制作アシスタント(AD)のイメージと言うと・・・。

「休めない」「帰れない」「眠れない」

実際にどのような勤務形態で働いているのか・・・気になりますよね。

担当番組や時期によってバラバラですが、なんと一般企業のサラリーマンに近い働き方をしているADもいるのです!

実際に4名のAD達の勤務表をご覧あれ。

ドキュメンタリー番組担当のAD勤務表

怒涛の12連チャンの後は2連休

◎某大手番組制作会社でADとして勤務しているSさん(男性)の勤務表です。

Sさんは月2回放送される1時間モノのドキュメンタリー番組を制作しています。
3月は通常の1時間放送から2時間に拡大バージョンとして制作することになりました。
3月中旬の納品に向けて、前半は編集室にこもりっきり日々でした。
結果的に12日連続出社になってしまいましたが、徹夜で作業することはありませんでした。
遅くても23時には会社を出ています。
基本は10時出社なので、朝の満員電車を避けることが出来ます。
これぞテレビ業界で働く特権!?

情報番組火曜日担当のAD勤務表

担当曜日の翌日から2連休

◎月曜~金曜(帯番組)に放送されている朝の情報番組のADとして、日本テレビ内に常駐勤務しているNさん(女性)の勤務表です。

帯番組は曜日で担当が分けれています。
Nさんは『火曜日班』ですが、前日の月曜日は夕方までには出社してぐるっと朝の生放送まで勤務となります。
生放送終了後、片付けや簡単な反省会をして帰宅します。
担当曜日の生放送という目標に向けたルーティンでシフトが組めるので、何もなければ水曜と木曜は2連休が取れています。

ロケ・取材が多いADの勤務表

裁量労働制でスケジュールは自分次第

◎裁量労働制とは?
自分の裁量で自由に勤務時間や休み、行動が決められること。
裁量労働制の対象業務は現在19の専門業務に限定されています。

例えば・・・

③新聞・出版・テレビ・ラジオなどの取材、編集の業務
④衣服、室内装飾、工業製品、広告等の新たなデザインの考案の業務
⑤放送番組、映画等の制作の事業におけるプロデューサー又はディレクターの業務
⑨ゲーム用ソフトウェアの創作の業務

厚生労働省ホームページ

《POINT》ADは専門業務型裁量労働制対象外です。

ADという肩書きがない制作会社で勤務しているIさん(男性)
肩書きはディレクターですが、ADもやるし取材やロケディレクターもやります。
序列としては、本物の(笑)ディレクターの先輩がいます。
取材やロケに出る機会が多く、ほとんどすべて取材相手やロケ場所に合わせたスケジュールで動いています。
午前中~昼過ぎに外で活動して、夕方会社に戻り編集や打ち合わせというパターンが多いです。
休みも自分で決めることが出来るので、取れる時に取る方式です。

企業VPやCMが多いADの勤務表

番外編:土日休みのAD

◎テレビ番組制作ではなく、企業VP(企業紹介映像や商品販促映像など)やWEB動画を制作している会社に勤務しているADのUさん(女性)の勤務表です。

基本的にカレンダー通りの勤務形態なので週休2日制(土日)です。
勤務時間は10時~19時(休憩1時間)実働8時間です。
映像業界ではありますが、ごく一般的な働き方が出来ています。

キャリアトレインがかかわった4名のADさんの勤務実態を紹介しました。
この方達はテレビ業界のスタンダードとは言えないかも知れません。
例えば、細かい演出や手法、準備が必要なバラエティ番組を担当すると、いわゆる「ザ・テレビ業界」を体験することになります。
月に1~2日休めたら良い方という会社も存在します。

また、年末年始や春夏秋の特番シーズンになると、担当番組の掛け持ちや1時間番組が2時間、3時間に拡大されることもあります。
そうなると、番組スタッフの休みも必然的に削られていきます。

ワークライフバランスを重視しながら好きな仕事に就ければ理想的ですが、まだまだテレビ業界では叶いづらいというのが現状です。
休みや一般的なライフスタイルと引き換えにして、「テレビ業界でやりたいことがあるんだ!」「好きな仕事をしたい!」という方が残る世界というわけです。

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《石川かおり》

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