社長面接なしで採用は論外!社員のモチベーションを左右する社長という存在。

2014年9月3日

人間だから好き嫌いはあります。

嫌いな上司がいたり、上司だって苦手に思う部下はいます。

一緒に働いている人すべてが自分と気が合うわけではありません。

好き嫌いで仕事をするわけではありませんが、それでも自分の会社の社長のことが好きになれないのは不幸だと思うことがあります。

ある番組制作会社に勤務しているアシスタントディレクターの女性は、私に会う度に自社の社長の悪口を言います。
確かに苦手なタイプなのかも知れませんが、よくそこまで言うなというレベルです。

反対に、あるインターネット広告会社で働く営業の男性は、私に社長自慢をしてきます。
自社の社長を自慢するのも面白いですが、社長のことを尊敬していることがわかるので微笑ましくなります。
尊敬する社長の下で働くことが喜びになっているようで、見るからに活き活きしています。

ある映像編集スタジオでは数年前に社長が交代したのですが、現場を大事にする社長から一転、経営第一の社長に代わったことで現場スタッフは不満で一杯です。
当然退職者も続出し、社長1人の影響力を痛烈に感じました。

よく芸能事務所で働いている社員の方々から聞くのですが、自分が担当しているタレントのことが好きだから頑張れるそうです。

「この人の為に仕事を取って来よう!」「この人に喜んでもらいたい!」
そんな気持ちがモチベーションになっているそうです。

タレントは社長ではありませんが、会社の中で「この人の為に」と思えるような人がいるのは幸せなことです。

社長

社長面接なしで採用が決定してしまう会社は驚くほど多くあります。

実質、業務で関わらないから会う必要がないということですが・・・不安になります。

形式だけの社長面接で10分足らずで終わったこともあります。

「自分を採ることは会社にとって重要ではない」と応募者は感じてしまいます。

採用は会社の一大事です。

社長が陣頭指揮を執るくらいの熱意のある会社こそ未来は明るいのではないでしょうか。

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≪石川かおり≫

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