緊張!?プレッシャー!?企業面接の魔物とどう戦う?

2014年2月26日

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ソチオリンピックがついに閉幕しました。
今回もたくさんの感動とドラマがありましたが、選手たちが抱えるプレッシャーは実に想像を絶するものがあります。

実力は十分なのに、緊張やプレッシャーで思うようなパフォーマンスが発揮できない人。
これらのネガティブ要素を乗り越えていつも以上の力を発揮できる人。
かたや、全く緊張しないと言うメンタル強者たち。

舞台は全く違うけれど、オリンピックに魔物が潜んでいるように、企業面接の場にも時々魔物が現れる事があるようです。

就職相談で「これまでの面接はどうでしたか?」と質問をすると
「緊張して思うように話が出来なかった」
「自分の事を上手く説明出来なかった」
と言った回答をよく耳にします。

遺伝子的に日本人はアメリカ人と比べてあがりやすい人が約10倍だとか、育つ環境があがりやすい・あがりにくいを生むのだとか、諸説さまざまあります。
ただ(少なくとも日本人は)ほとんどの人が多かれ少なかれ緊張をするようです。

面接する側より面接される側の方が圧倒的に緊張するのは当たり前ですし、多くの面接官はみなさんが緊張している事を知っています。
ここで大事なのは、緊張している事を無理に隠す事ではありません。
「この人は緊張している。仕事を任せてもきっと緊張して失敗するだろう」
なんて事は誰も思わないのです。

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緊張を隠す事に必死になるあまり、言葉数が少なくなってしまったり、事前に準備した面接問答集をぐるぐると頭に廻らせて実際に聞かれた事とズレた回答をしてしまったり。
失敗の原因はこの辺りに多く見受けられます。

・緊張を感じたら、面接会場に入る前や面接官の到着前に大きく深呼吸!
・面接に入ったら、とにかく面接官の話にきちんと耳を傾ける事!

どんなに面接対策でバッチリ回答を用意していたとしても、聞かれている主旨と少しでもズレがあったのでは意味がありません。
少しくらい回答に窮してしまったり、上手い回答が出来なかったとしても面接官の話を理解できている事が重要なのです。

就職相談の場でもよく感じる事です。
こちらが尋ねた事と違う事や尋ねてもいない事を延々と話し続ける人より、尋ねた事に対して一生懸命答えを考えたり、頭を捻っている人の方にこそのびしろを期待してしまいます。

企業面接は相手があっての事。
自分の事ばかりに集中するのではなく、相手(面接官)に集中する事でいつの間にか己の緊張を忘れていた、なんて事もあるのです。

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