1月11日（土）の読売新聞夕刊に今話題の立ち飲み店
『俺のフレンチ』『俺のイタリアン』等を展開している『俺の株式会社』坂本社長のインタビューが掲載されていました。

『俺の～』はミシュランの星付きレストラン出身のシェフが腕をふるう店として人気を博しています。

まさに立ち飲み店の概念を一掃させたのです。

私が興味深かったのは、そのミシュラン級のシェフを集めるのに人材紹介会社を使ったという点でした。

現在約30名のシェフがいるそうですが、この方達を獲得する為、人材紹介料として2年間で2億円支払ったというのです！

人材業の同業者としてはケタ違いの報酬に驚くばかりですが、それだけの価値を持つシェフ（人材）を集めることが出来る人材紹介会社には脱帽です。

そして、人材ありきで新規ビジネスにチャレンジした坂本社長の着眼点はやっぱり凄い！

『立ち飲み店』ということで、面接で話だけ聞いて帰ろうとするシェフもいたそうです。

そこで坂本社長はそのシェフの腕を掴み、自らの想いを語り、見事シェフの闘志を湧かせることに成功したのです。

採用は、ただ頭数を揃えたら良いのではなく、自社の想いに共感してくれて、それに応えてくれる人材と出会わなければ成功とは言えません。

余談ですが、先日某企業に弊社の登録者を採用して頂きました。
人柄も実績も申し分のない方でしたので、良い仕事したなぁ・・・と内心喜んでいました。

ところが、人材紹介料お支払いの段になって3500円値切られました（汗）
こんなことは滅多にない経験でしたので少し残念でした。
たった？3500円でテンションがた落ちです。
次回「この会社に良い人材を！」という気になれるのかなぁ。

上記の『俺の～』とはあまりにもギャップのある話しでしたので、何だか面白くなっちゃいました（泣笑）

《石川かおり》