【実録!内定者シリーズ】第3回:看護師からADに!?マスコミ業界でキラリと輝く異業種からの転職組

2013年1月28日

Sさん(24歳女性)は名古屋で看護師として働いていた。

看護師になって3年。
勤務先の総合病院にもすっかり慣れ、患者からも信頼される存在までになっていた。

そんなSさんが【キャリアトレインの就職・転職サポート】に申し込みをしたのだ。
学生時代から興味のあった、マスコミ業界(テレビ番組制作)にチャレンジしたいと言う。

突然の決意表明のきっかけとなった出来事がある。

ある日、病室を覗いたら、
病気でふさぎこんでいたはずの患者さんがテレビを観て笑っていた。

Sさんは、そんな光景に驚いたのと同時に、テレビの力を改めて感じたのだ。

「自分も人を楽しませるような番組が作りたい」

看護師も相当なハードワークで、深夜早朝勤務にも慣れていた。
体力面では問題ないだろう。

それにしてもまったく違う業界に飛び込む上で不安は山ほどあった。

給与面でも相当下がる。
さらに上京しなければならない。
映像制作の知識はまったく持っていない。などなど。

Sさんはすべての不安や変化をもろともせず、
現在、ある番組制作会社でアシスタントディレクター(AD)として頑張っている。

さすがに看護師だけあって、周りへの気の配り方はばっちり。
あとは、映像に関する知識を吸収し、武器を増やして行けば良いのだ。

バラエティ番組のディレクターになることが目標だというSさん。

いつかSさんの番組でハッピーにしてもらおうと思う。
Nくん(25歳男性)はフリーターとして、家電販売員、PC修理、飲食店などなどの仕事を経験してきた。

大学を卒業して3年。
定職につかず、言うなれば「やりたいこと」を探していたのだ。

以前からPCをいじることが好きで、映画やCM、ゲームなどのCG合成に興味を持っていた。

と言っても、映像編集の知識があるわけではない。

「どうせなら好きなことを仕事にしたい」と考えたNくんは、「映像の編集をする会社」=ポストプロダクション(以下ポスプロ)に
就職したいと思いついたのだ。

でも就職活動は順調には行かなかった。

映像系の専門学校を卒業している子は、Nくんの年齢ならすでに5年目。

大先輩になる。

想像していたよりも、新人としてポスプロに入るには壁が厚かった。

映像業界で働くことへの本気度を図られるのはもちろん。
PC操作の能力や機材への適応度も会社の基準で判断された。

難しい試験があるわけではないのだが、不合格が続いた。

それでも腐らなかったNくんは、
見事中堅のポスプロに編集アシスタントとして入社出来たのだ。

現在このポスプロでバラエティ番組や情報番組を担当している。
テロップ(スーパー)の作成には慣れてきたといった段階だ。

将来はテレビ番組だけではなく、映画などのVFXにも携わりたいそうだ。

この他にも前職が一般企業の営業、ショップ店員、一般企業の事務、配送業、医療事務、銀行員まで!?
色々な職業の方がマスコミ業界での転職を成功させている。

何をやってきたかは問題ではないが、みんな熱い想いを持って入ってきていることは間違いない。

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≪石川かおり≫

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