男性も!5人1人が就活セクハラ被害!

2020年2月17日

はぁ・・・呆れてため息しか出ません。

2月13日の『あさイチ』(NHK)で“就活セクハラ”について特集されました。

あなたの娘も被害に?
就職活動中の学生が、社会人からセクハラ被害にあう、“就活セクハラ”について考えます。去年、社会人がOB訪問に来た就活生に性暴力を加えたとして逮捕される事件が相次いだことをきっかけに、対策を求める声が高まってきました。番組では就活セクハラの実態について取材。面接官にホテルに誘われたり、インターンシップ中に体をさわられたりといった深刻な被害について伝えしました。

引用:NHKホームページ

就活セクハラに関しては、昨年末にも『おはよう日本』(NHK)でも取り上げていました。

「今からラブホに行こう」
「一晩だけ我慢すれば大企業に入れるよ」
「インターンで体を触られる」など

!?!?!?!?

選考過程でこんなことを言う採用担当者って・・・。

信じられないようなことが実際に起っているからドン引きです。

「バカ言ってんじゃね~よ」と笑い飛ばす大人達はたくさんいると思いますが、20歳前後の女性達にとってはショック以外の何ものでもありません。

恐怖ですらあり、社会に出ることが怖くなるレベルです。

これから就職して頑張ろうという学生達に、こんな思いをさせる採用担当者は本当に許せません。

上記のような性行為を強要するような発言はあまりにも酷いものですが、冗談や軽いコミュニケーションだと勘違いしているセクハラ発言もあります。

男性就活生は5人1人!?

上記で「20歳前後の女性達」と書きましたが、男性も思いっきり就活セクハラの被害にあっています。むしろ女性より多い!

Q.就職活動中にセクシュアル・ハラスメントを受けたことがあるか?

20代男性(21.1%)
20代女性(12.5%)

出典:就職活動を行った人(835名)日本労働組合総連合会調べ

その内容は?

「性的な冗談やからかい」(39.8%)
「性的な事実関係(性体験など)の質問」(23.9%)
「食事やデートへの執拗な誘い」(20.5%)

“からかい”というのが問題で、特に男性には冗談半分でこんなことを聞いてしまう採用担当者がいます。

「彼女の有無」
「下ネタの強要」
「身体的特徴のいじり」など

「男性ならいいだろ」的なノリで、傷ついている男性達もたくさんいます。

就活セクハラにあったら

学生の皆さんが対策を考える必要はないと思います。

ただ、一応下記のような対策・対処が挙げられます。

「OB訪問はなるべく密室・夜間を避ける」
「すぐにメモや記録を取り、証拠を残しておく」
「大学のキャリアセンター、行政ハラスメント相談窓口などに相談する」

学生にこんなことを考えさせるなっつーの(怒)

企業側がきちんと対策するべきですが、しょせんそれ(従業員の教育)が出来ない企業ということです。

考える必要もなく、そんな企業はこっちからお断りなわけで。

私も若かりし頃の就職活動でこんなことがありました。

某企業の面接に呼ばれ、二次面接に進むことになったのですが、指定された会場がなぜかカラオケボックス。

まさか面接官と二人きりとは思わず出向いてしまったわけですが、理由をつけて速攻帰りました。

その後、連絡が来ても完全に無視しました。

「あっ・・・ヤバい」と思ったらうまいこと逃げる。

セクハラをするク○野郎は残念ながらどこの世界にもいます。

就活セクハラにあわない為にどうするかを考えるのは難しく、最最最最最小限の被害に収まるように対応するしかありません。

本当にこんなことを書いていて嫌になってきますが、とにかく就活セクハラで“我慢”“受け入れてしまう”必要は絶対にないことだけは言いたいです。

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<石川かおり>

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