現職中の求職者を悩ます【面接日程調整】

2018年7月23日

面接

現職中の転職希望者が一番苦労するのは、【面接日程調整】

次の会社が決まっていないうちに、現職の会社にバレるとマズいです。

営業職など、単独で外に出ることが不自然ではない職業の場合はともかく、事務職など、外出の機会があまりない職業の方は困ります。

キャリアトレインの転職サポートでは、そんな方の為に夜20時以降や場合によっては土日祝も面談を行っています。

しかし、企業面接となるとそうはいかない現状があります。

勤務時間や休日が不規則なテレビ業界などのエンターテインメント企業でも大差ありません。

よくある企業面接日程

エンターテインメント企業は、始業時間が一般的な企業よりも少し遅いところがほとんどです。

早くて9:30~、遅くて11:00~という企業もあります。

人事や総務などのバックオフィス業務の担当者は会社の営業時間通りに出社しますが、仕事の進捗により勤務時間が変動するスタッフは、仕事に合わせて出社します。

例えば番組制作会社では、採用業務専任の人事担当者ではなく、現場のプロデューサーやディレクターが採用担当となることもあります。

その場合、多少遅い時間になったり、休日の面接も融通が利くこともあります。

■人事・役員面接の場合

基本は会社の営業時間内での面接となります。
早い時間スタートで9:00~、10:00~
遅くても17:00~、18:00~

■現場責任者の場合

仕事の進捗次第で調整して頂けます。
19:00~、20:00~スタート(むしろ早い時間帯の方がNGのことも)
土日祝の調整も可能なことも。

面接日程調整の手段

面接が1回で終わる企業もあれば、人事~現場責任者~役員(社長)と、数回の面接が行われる企業もあります。

求職者が企業の都合に合わせなければならない場面も出てきます。

そんな時、これまで転職のお手伝いをさせて頂いた求職者はこんな手段を取っていました。

■午前・午後休
面接の1~2時間の為に1日会社を休む必要もありません。
一番多いのは、午前中だけお休みさせてもらうパターンです。

午前休の理由ベスト3
①「医者に行きたい」   ⇒歯医者が多い
②「役所に行く必要がある」⇒役所のやたら時間がかかる点も利用
③「家の都合で・・・」  ⇒濁しながら言うと、プライベートに干渉しづらくなる

■有給休暇
出来るなら1日休んで面接に集中したいものです。急な申請はおかしいけれど、前もってわかるなら一番良い休み方です。

■正直に言う
会社にバレたくないから苦労するわけですが、意外にも多いのが転職意思をぶっちゃけてしまうパターンです。
近しい先輩や上司に伝えて、融通してもらう方は結構います。

自分の将来の為に

これまで、本気で転職を考えている求職者が面接の都合がつけられなかった、なんてことはありませんでした。

仕事柄どうしても日中に都合がつかないという方が、会社を辞めてまで面接に臨んだ勢いには驚かされました。

面接は自分の将来の為に望んだことです。

会社や周りに迷惑がかからないよう、手段を考えるのは必至です。

≪石川かおり≫

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