転職エージェントの“面談”で新たな自分を発見!

2017年2月20日

コンサルタントが導く

転職エージェント(人材紹介会社)を活用する場合、キャリアコンサルタントとの“面談”がほとんどの転職エージェントで必須となっています。

面談で何を聞かれるのか不安に思う求職者の方が多くいらっしゃいますが、大前提として転職エージェントは求職者の味方です。

企業の面接のように、合否がジャッジされるわけでもなし。

もし、改善すべきところが見付かれば一緒に修正していくのが転職エージェントでの面談です。

基本的には以下のようなこと整理をしながら、求職者にとって納得のいく転職活動の方針(作戦)を立てていきます。

・転職理由
・希望条件
・希望業種
・経歴
・スキル
・優先順位
・転職時期

なぜ、わざわざ求職者にお越しいただいて面談をするのか?

メールや電話で“面談”という形を取る転職エージェントもあるようですが、転職相談としての精度の低さは否めません。

求職者の皆さんは、キャリアコンサルタントと面と向かって話すことで気付くことが多いのです。

面談で初めて気付かされること、再発見する自分。

友達や家族に転職相談をするのとは違う経験が転職エージェントの“面談”では出来るはずです。

転職エージェントと発見する自分

どうやって仕事をするのか?

人生設計の中で「働くこと」は大きな位置を占めてきます。
20代半ばくらいまでの求職者に、結婚・女性の場合は出産・子育て・親の面倒などピン来ないかも知れません。
しかし、転職先企業で長く働きたいと思うならば、人生の転機を迎えても働くことが出来る会社(仕事)なのかも考える必要があります。
地方から上京してきた方は、いつか実家に帰ろうと思っている方もいます。
転職することで、その時にどういった選択肢が出来るのか。そんなことも考えると新たな目標が出来たりします。

何が自分にとっての幸せなのか?

番組アシスタントディレクターとして勤務しているAさんは、番組制作に関わる事務職に転職を希望していました。
ディレクターを目指すほどの目標が持てず、制作現場の一線から身を引こうとしたのです。
しかし、面談で話しているうちに、事務職では直接制作に関わることが出来ないと知り、物足りなさを感じるようになりました。
Aさんにとって仕事は「達成感」があってこその楽しさだと気付いたのです。

なぜ転職がうまくいかないのか?

なかなか転職先が決まらず、転職相談にお越しいただく求職者もいます。自分では何が原因で受からないのかわからないものです。
面接まで行くのにその先に進めないでいたBさんは、面談で話したことで自らの修正点に気が付きました。
面接では求職者の雰囲気も重要になりますが、Bさんの場合はまったく笑顔がないのです。
男性ですが、笑うととても可愛らしく優しい印象で好感度が上がります。真面目なBさんは面接で笑ってはいけないと思っていたそうなのです。
また、ある求職者は面接での受け答えにNGワードが紛れ込んでいました。
わざわざ自分のウイークポイントを強調したり、言わなくても良いことを言ってしまっていたり。
客観的に見てくれる転職エージェントと話すことで軌道修正が出来ました。

強みを引き出す!

番組アシスタントディレクターとして4年目になるCさん。転職するにあたり、「企業に何もアピールすることがない」と自信を持てない様子でした。
Cさんがやってきた業務を細かく洗い出し、Cさんの強み(得意なこと)が浮き彫りになったのです。。
それが番組内でどんな役に立ったのか、エピソード交え話すことで十分企業へのアピールになることに気が付きました。
自己評価出来ないことを、キャリアコンサルタントが客観的に見ることでアピールポイントを作ることが出来るのです。

面談でヤル気になる

転職エージェントでの面談を上記のように有効なものにする為には、求職者の皆さんにご自身の想いや希望を包み隠さずお話していただく必要があります。

大げさなようですが、短い面談時間で信頼関係を築けない求職者とキャリアコンサルタントでは、転職成功までに道のりは長いものになります。

転職エージェントでの面談の最後には、求職者の皆さんが前向きでやる気になっていただくようにするのがキャリアコンサルタントなのです。

転職エージェントでの面談が未経験の方は是非、新たな自分を発見しに来てみてはいかがでしょうか!

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《石川かおり》

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