報道(ニュース)・情報番組を制作している会社に入社すると?

2013年11月19日

テレビ番組にも様々なジャンルがあり、
同じ番組制作でも手法や慣習など、随分違いがあるものもあります。

テレビ番組のジャンルを大きく分けると、

報道(ニュース)
情報
バラエティ
音楽
ドキュメンタリー
ドラマ
スポーツ
アニメ

テレビ局のホームページを見てもこのような感じでジャンル分けされています。

☆TBSテレビ

☆フジテレビ

☆日本テレビ

また、『生放送』なのか、『録画』なのかも違います。

もっと細かく言えばバラエティ番組では、
芸人さん達が出演するお笑い番組や、
役に立つ情報を取り入れつつ笑いの要素もある情報バラエティなどがあります。

バラエティ要素が詰まった音楽番組も多いですよね。

報道(ニュース)と情報が一緒になった番組もたくさんあります。
例えば、日本テレビ系列で夕方放送されている『news every.』は、
午後4時53分(金曜は4時50分)から午後7時までの約2時間放送されています。

約2時間の放送の中で内容は盛りだくさん。

事件事故などのバリバリの報道
行列が出来る飲食店などの街角情報
スポーツ・試合結果
芸能ニュース
一つの問題やテーマを扱った特集コーナーなど

VTRを見ながらスタジオは生放送で展開されています。

スタジオ(フロア)で放送を進める番組スタッフと、
ロケや取材等で制作したVTRを事前に納品する番組スタッフがいるわけです。
一つの番組に関わる番組スタッフや会社の数は数知れません。

スタジオ(フロア)だけでも何社のスタッフが入り混じっているのか、
アシスタントディレクター同士でも同じ会社とは限りません。

一概には言えませんが、制作スケジュールも違いがあります。
月曜~金曜まで放送している報道(ニュース)・情報番組は、
『何曜日班』と言って、自分の担当曜日が決められます。

例えば月曜日班の場合、火曜日はお休みとなる場合が多いです。
ある程度ルーティンになるので、スケジュールが立ちやすいのが特徴です。

報道(ニュース)・情報番組に多く関わっている番組制作会社があります。

キャリアトレインでもこのような会社の求人を掲載していますが、

㈱テレビクリエイションジャパン

㈲ディレクターズ東京

㈱Going

入社するとどのような勤務になるのかを少し説明します。

制作会社に入社

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

パターン①テレビ局勤務
特定の番組担当としてテレビ局勤務になると、
その番組の先輩から指示を受けることになります。
同じ会社の人とは限りません。
オンエア時にはスタジオ(フロア)周りで活躍し、
視聴者対応(電話)なども行います。
番組全体の運営スタッフというイメージです。

パターン②自社内勤務
社内勤務になると、自社で制作している複数の番組を担当することになります。
常に掛け持ちで何番組もということもありますが、
特番など、イレギュラーで掛け持つこともあります。
報道(ニュース)・情報番組の中の特集コーナーや、
ドキュメント系のVTR作品を手がけることが多いです。
自社内での制作なので、じっくりこだわりを持って制作活動を行うことが可能です。

報道(ニュース)・情報番組を制作している会社に限らず、
入社後に上記のようなパターンに分かれる会社はたくさんありますが、
ポイントは自社制作をしている会社かどうかです。

していない場合は、ほぼパターン①テレビ局勤務となります。
テレビ局はそれなりに華やかで、恵まれた環境なので、
居心地も良く勉強になることはたくさんあります。

ただ、ドキュメント色が強いじっくりと作り込んだ作品に携わりたい場合、
自社制作している会社ならば実現に近づくことが出来ます。

今やっていなくても将来はどうなのか?
自分の目標や夢を前提に、面接で採用担当者に確認してみてはいかがでしょう。
なにも出来ない新人のうちから希望を通すことは難しいですが、
理解した上でスタートした方が将来の見通しもつくというものです。

気になったらまずは応募。
その次に採用担当者と対面し、じっくりと話してみることをおススメします。

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