番組制作会社≪年末年始休暇≫の取り方

2017年12月27日

労い

「え!?お正月に休めるんですか!」

番組制作の仕事を志望し、キャリアトレインの転職サポート面談で来社したF君(25歳)は、番組制作会社でも年末年始休暇があることを告げると驚いてしまいました。

F君は、番組制作の仕事をするならお正月休み返上で働くものだと覚悟してきたそうです。

まさか、一般の会社のようにお正月に休めるとは・・・思ってもみなかったとのこと。

地方出身のF君は、「実家に帰れます」と、とても喜んでいました。

普段忙しく働いている番組制作会社の社員でも、人並みに長めの休暇は取れるのです。

番組制作会社の休暇

1年のうちで長めの休暇というと、夏季休暇と年始休暇になります。

■夏季休暇

よくあるのは、7月~9月または8月~10月の間に3日間の夏季休暇を設定している会社です。

自分の仕事に合わせて、取れるところで3日間のお休みを取得します。

取得期間を明確に設定していない会社もあり、11月に夏季休暇を取得するなんてことも全然あります。

↓こんな夏季休暇の取り方もOKです。↓

・土日と合わせて合計5日間
・土日祝の3連休と合わせて合計6日間
・1日づつバラバラに取得して3週連続3連休

他のスタッフに迷惑がかかったり、担当している業務に支障がなければ自由です。

■年末年始休暇

だいたいの番組制作会社が6日間の年末年始休暇を設定しています。

年末年始は会社全体で休む会社がほとんどですが、今回は下記2つのパターンを聞きます。

A社【6日間】 2017年12月29日(金)~2018年1月3日(水)
B社【10日間】 2017年12月30日(土)~2018年1月8日(祝月)

とは言え、24時間365日放送しているテレビの世界。

担当業務によっては年末年始に休めないスタッフも当然います。

年末年始には休めない!

2016年~2017年にかけては、こんな番組スタッフを見掛けました。

〇編集が終わらない

1月5日放送分の番組を仕上げる為、ギリギリまで編集に追われたスタッフもいました。

年明けは編集室で緑のたぬきを食べながら迎えたそうです・・・。

〇元旦生放送!

元旦の芸人さんがたくさん出演する生放送番組を担当したスタッフは当然お仕事です。

いつ年が明けたのか気が付かなかったくらい、元旦早朝からの放送準備に追われていたそうです・・・。

このように編集が間に合わなかったり、生放送対応のスタッフは年末年始に合わせた休めませんが、1月中旬くらいまでの放送分は12月中に仕上げていることがほとんどです。

【普段のレギュラー番組】+【年末年始特番】+【1月放送分】と、一気に撮ることになる12月は死ぬほど忙しいというわけです。

そうそう、年末年始に休めなかったスタッフの皆さんも、1月のどこかで調整して休んでいます。

ご安心あれ。。。

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≪石川かおり≫

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