今年の新入社員は『チームパシュートタイプ』!?

2018年4月4日

チームワーク

4月になり、あちこちで新入社員を見掛けるようになりました。

キャリアトレインとお付き合いのある番組制作会社やエンタメ企業でも、フレッシュな新入社員が入り眩しい限りです。

さて、毎年発表される『今年の新入社員は○○○型』というのがあります。

2018年度(平成30年度)新入社員は『チームパシュートタイプ』

―SNSを活用してグループの協力関係を作りスピーディーに活動―
3人が順序を入れ換えながらリンクを疾走する姿が記憶に残る。今春の新入社員は、ここ数年続く売り手市場傾向を追い風にスピーディーに就職活動を終えることができた。ひところの就職「氷」河期とは様変わりである。とはいうものの、学生にとって就活は学生時代の一大事業であることに変わりはない。少数の仲間同士でSNSを活用し、綿密な情報交換で協力関係を構築し、内定というゴールをめざした。就活は短期決戦だったが、入社すればおよそ40年もの長期戦である。自分なりのテーマをもって仕事をする努力を怠れば周回遅れも。

出典:産労総合研究所

ここ数年の○○○型を見てみると、、、

平成29年度『キャラクター捕獲ゲーム型』
平成28年度『ドローン型』
平成27年度『消せるボールペン型』

出典:日本生産性本部発表

その年の流行モノと引っ掛けて、わかるようなわからないような(汗)

昭和48年から発表しているようです。

昭和48年『パンダ型』

意味:おとなしく可愛いが、人になつかず世話が大変

そ、そうなんだ、、、って感じですね。

毎日が文化祭!?

チームパシュートはグループの協力関係が大事なことはわかります。

チームで同じ目標を持てば金メダル級の仕事も成功!?

これはまさに、「番組制作の仕事に共通するのでは?」と思いました。

1つの番組を作るのに、プロデューサーやディレクターやそのアシスタント(ADやAP)がいて、編集マンやカメラマンなどの技術さんがいて、タレントなどの出演者、社内で支えるバックオフィス系の人もいて、まさにチームで仕事をします。

それぞれの役割を全力でこなし、方向性を同じくして連携しています。

個人の裁量で仕事をしている風に見えるポジションでも、その先や縦横全方位的に、誰かが何らかの協力しているのです。

番組制作のこのような特徴を知ってか知らずか、番組制作の仕事を志望する多くの求職者が、「みんなで協力しながらやる仕事がしたい」と言います。

学生時代の文化祭の時のような、みんなで協力して何かを作ることに喜びを感じる方も少なくありません。

そして、番組制作の仕事には、チームワークを大切にする協調性のある方が自然に集まってくるのかも知れません。

学生と社会人(仕事)では当然違いはありますが、文化祭の時のような達成感が得られるのは番組制作の楽しさかも知れません。

連携が勝利に繋がる

こなったら無理やりチームパシュートに例えますが(笑)

平昌オリンピックで金メダルを獲得した女子チームパシュートは、一直線に重なって隊列のズレがなく滑っていました。

後ろの選手を温存する為に、風の抵抗を受けないようにしているようです。

好調な高木美帆選手をフル活用し、全体のタイムを上げていく。

ふむふむ。

チームで仕事をする時も同じことが言えます。

仲間が辛い時にはサポートし合い、同じ目標を持つことで、個人のモチベーションもアップ。

チームが上昇していくにつれ、一人ひとりが責任感を持つようになる。

これから長く仕事をしていく上で、こんな関係性を作れていけたらどんなに幸せか。

社会人になった皆さんはこれから実感していくのでしょうね。

≪石川かおり≫

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