芸能マネージャー希望者必見!芸能プロダクションあれこれ

2015年4月13日

女性マネージャー笑顔

芸能マネージャーの仕事に興味があるのだけど・・・どうしたらなれるの?」

ほとんどの芸能マネージャーは芸能プロダクションの社員です。

フリーの芸能マネージャーや、色々な事業を行っている会社の一部署で芸能人をマネージメントしているなんていう例外もありますが、多くは芸能プロダクションの社員として勤務しています。

ということで、一般的なルートとしては芸能プロダクションに応募してみることだと思います。

とは言え・・・芸能プロダクションは都内だけでも軽く100社以上!?

どのような芸能プロダクションに応募したら良いのでしょう?

それぞれの違いはあるのでしょうか?

芸能プロダクションの分類

役者、アーティスト、芸人、モデル・・・etc
ジャンルを問わず所属者を抱える総合的なプロダクションもたくさんありますが、中には所属しているタレントを見ると、そのプロダクションの得意なジャンルやカラーが見えてくる芸能プロダクションもあります。
会社の歴史や方針までもわかるような芸能プロダクションもあります。

総合プロダクション

役者、タレント、アイドル、アーティストなど、ジャンル問わず所属者を抱える芸能プロダクション
・ホリプロ
・ワタナベエンターテインメント
・アミューズ・・・etc

役者

連続ドラマ、映画、舞台の主役や、名役者が多く所属している芸能プロダクション
・シス・カンパニー
・ノックアウト
・鈍牛倶楽部 ・・・etc

アーティスト

アーティスト(歌手、アイドル、バンドなど)が多く所属している芸能プロダクション
・エイベックス・マネジメント
・アップフロントプロモーション
・オフィスオーガスタ ・・・etc

芸人、お笑い

バラエティ番組などで活躍する芸人を抱える芸能プロダクション
・吉本興業
・プロダクション人力舎
・マセキ芸能社 ・・・etc

モデル(モデルエージェンシー)

雑誌、ファッションショー、テレビなどで活躍するモデルが多く所属している芸能プロダクション
・オスカープロモーション
・スペースクラフト
・エリートジャパン ・・・etc

フリーアナウンサー、キャスター、リポーター

元女子アナ、ミスキャン、気象予報士など、話し手として出演するタレントを抱える芸能プロダクション
・セント・フォース
・三桂
・オーケープロダクション ・・・etc

文化人

医者、弁護士、各種専門家など、コメンテーターで登場するようなタレント(兼業)が所属している芸能プロダクション
・オフィス・トゥー・ワン
・エクステンション
・SDM(スターダストマーケティング)

その他にも・・・

声優
外国人
子役・児童劇団
アスリート
ものまね芸人

・・・etc

昔取った杵柄

芸能プロダクションの選び方

業界未経験者の場合、どの芸能プロダクションでも「勉強させてもらう!」くらいの気構えは必要です。
ただ、自分の会社が得意とするジャンルにあまりにも疎かったり、知識ゼロではお互いに辛くなりますよね。

キャリアトレイン経由で芸能プロダクションに転職した方たちの例を挙げると・・・

①役者系の芸能プロダクションに就職したKさん(29歳男性)

役者を目指していたが、20代後半になり俳優をサポートする方に回りたいと思うように。
テレビドラマ、映画、舞台が大好きで知識も豊富。役者側の気持ちももちろんよくわかる。

②外国人モデル、タレントの芸能プロダクションに就職したSさん(26歳女性)

英語を活かせる仕事を探していた。芸能にも興味はあったが、それよりも外国人とのコミュニケーションに興味。
英語で意思疎通が図れるマネージャーとして重宝されている。

③アイドルが多く所属する芸能プロダクションに就職したDさん(23歳女性)

Dさんは女性ですが昔からアイドルが大好き。コンサートや路上ライブには毎回駆けつけるほど。
どうすればアイドルの卵を輝かせることが出来るのかを考えるのが趣味。

まさに好きこそ物の上手なれです。興味が強いことや、これまで経験してきたことや感じてきたことを仕事に活かしています。

芸能プロダクションの社員募集

自分がどの芸能プロダクションに応募したら良いのかなんとなくわかってきたかと思いますが、残念ながらそもそも募集自体が少ないのが芸能プロダクションです。

大手と言われる総合芸能プロダクションでも、本体だけで見ると社員数は300名ほどです。
700億円規模の売り上げを誇っていると言われている某大手芸能プロダクションでも社員数は数十名。

よく吉本興業に所属する芸人たちのトークでマネージャーが出てきますが、ギリギリの人数で回していることがわかります。

約千人のタレントを抱える事務所のマネージャー証言

MSN産経ニュースより

ほとんどの芸能プロダクションは社員数10名前後です。
有名なタレントを数名抱えていても社員数5名以下の芸能プロダクションはざらにあります。

そのような芸能プロダクションが毎年定期採用で新卒採用をするわけはありませんし、中途採用でも欠員が出なければなかなか募集は発生しません。

芸能プロダクションに就職して、芸能マネージャーを目指すならば、求人を見つけた時が第一のチャンスです。チャンスに対してすぐに対応出来るよう、日頃から準備出来ることはあります。

①履歴書
②職務経歴書
③自己PRの作成
④自己分析
⑤社会人の基本的なマナーのおさらい
⑥目標設定
⑦芸能知識を貯蓄(映画や舞台を観るなど)

芸能マネージャーの仕事をより理解しておくのも必須です。

芸能マネージャーについて
参考:マスコミ業界AtoZ > 芸能マネージャーについて

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