テレビ業界に入るなら過去最大のチャンス到来!?

2015年4月2日

スタート

「未経験ですが大丈夫でしょうか?」

テレビ番組制作のアシスタントディレクター希望者から受ける一番多い質問です。
番組制作会社の面接でもよく飛び出す質問でもあります。
求人に「未経験者大歓迎!」と書いてあってもにわかに信じがたいのでしょうか?
未経験者の皆さんは不安に思うようです。

結論から言います。

「未経験者でもま~~~ったく問題ありません」

テレビ業界は空前の人手不足

大卒内定率86.7%=7年ぶり高水準

就職内定率
厚生労働、文部科学両省発表(2015年2月)

テレビ業界にかかわらず、企業の採用意欲が高まりどの業界でも人手不足は深刻です。
介護、建設、飲食、物流など、深刻な人手不足が取り上げられる業界はありますが、何を隠そうテレビ業界も本当に人がいなくて困っている業界の1つです。

番組制作職ならばまずはアシスタントディレクター(AD)からスタートするのが通常ですが、少し調べればわかるように、その待遇は決して高待遇ではありません。

「時給にしたら500円いかない」

「1週間に2日家に帰れたら良い方、家賃を払うのがもったいない」

現役ADさんに言わせると“ADあるある”が止まりません。

このような話を知ってか知らずか、近年AD希望者が減少の一途をたどっています。
せっかく入っても辞めてしまいますし、番組制作会社の悩みはAD入社後も続きます。

そんな状況で、番組制作会社各社は手をこまぬいているわけではありません。
1年中積極採用!「とりあえずやらせてみる」と化しているわけです。

転職を考える人

未経験者がさらにウェウカムになる時期がある

5月の合言葉は「ADいない?」

メンズサイゾー

少し前の記事にもありましたが、年がら年中人手不足のテレビ業界でも特に5月は強烈と言う話です。
4月に入ったADがもう5月には辞めてしまうからです・・・。
確かによく聞く話しです。
未経験者でもさらに入りやすい時期というのもあるのです。

テレビ業界への入口はたくさんある

「テレビ番組を作りたい」⇒どこに申し込めば良い???

テレビと言う印象だけなら、「テレビ局!」でしょうか?
テレビ局の社員になるには新卒で1000倍!?とも言われているので狭き門ですが間違いではありません。

「“番組”を“作る”のだから」⇒「番組制作会社!」
テレビ局の関連会社~完全に独立している会社まで大中小ありますが、番組を作りたいなら番組制作会社という入口がスタンダードです。

あとは、派遣会社から番組制作会社やテレビ局に派遣され番組制作職に就くという方法もあります。
これらの入口を全部足すと何百社とあります。

出口

出口までもあっという間

番組制作の仕事に就くのは難しくないことはわかりました。
1番難しいのは“続けること”です。

たいして目標がなくても就職先の1つとして簡単に入れる分、辞めるのも簡単に考えてしまう方が多いようです。

テレビ業界の新卒者の3年以内の離職率は3割を超える

産業別 卒業後3年以内離職率の高い上位5産業(厚労省)

宿泊業・飲食サービス業 52.3%
生活関連サービス業・娯楽業 48.6%
教育・学習支援業 48.5%
小売業 39.4%
医療・福祉 38.8%

テレビ業界も離職率TOP5産業に入れるくらいの割合です。

新卒が10人入ったら半年後には5人、1年後には1人残っていれば良い方と言われる業界ですが、考えなしに入ってきてすぐに辞めていまった代償は自分自身でいつか感じることでしょう。

未経験者にもチャンスが溢れている今のテレビ業界ですが、何にもなければ続ける理由もありません。
テレビ業界での自分の居場所を本気で見付けたいと思う方だけが続けられるようです。

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《石川かおり》

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