【就職・転職成功の秘訣】結果オーライ!?面接の質問タイムでわかる企業体質!

2014年11月27日

「面接で残業時間や休日出勤について聞いても大丈夫でしょうか?」

登録者(求職者)からよくこんな質問を受けます。

残業や休日に関しては、働くうえでとても大切なことです。

大抵の会社はきちんと教えてくれると思います。

ただ、マスコミ業界(特にテレビ業界)のような、残業や休日という概念がなくハードに働く環境では、「そういった質問をする時点でこの仕事には向いていない」と評価がくだされてしまうことがあります。

先日、あるエンタメ企業の面接に臨んだTさん(29歳・女性)は、質問タイムで何の気もなしに「残業はどのくらいあるのでしょうか?」と聞いたそうです。

Tさん自身、新卒で番組制作会社に入社してから約7年。家に帰れたらラッキーという生活をしてきた方です。

残業や休日出勤はそれほど気にしていることでもありませんでした。

ところがこの質問が合否を分けることになってしまったのです。

この企業のスタンスとして、「残業なんて気にしない!」という方を求めていました。

考える女性

Tさんに結果を伝えたところ、Tさんの考えにも変化が見られました。

これまで無我夢中に働いてきたTさんですが、来年30歳を迎えるにあたり、いつまでハードワークが出来るのか???

結婚・出産も1つの選択として考えています。

残業について質問しただけで落とされる会社では、産休や育休を取得することが果たして出来るのでしょうか?

今回の面接が人生設計を見直すきっかけになったのです。

志望企業に入りたいが故に無理して合わせるのではなく、自分はどうしたいのか、長く続ける為に冷静に判断することは大切です。

企業側も、自社に向いている人物像をハッキリ持っているのはたいしたものです。

お互いに○○な体質だと理解して方向を決めていく。

今回の面接は、一瞬眉をひそめてしまうかのような場面はありましたが、よく考えてみれば非常に有意義な面接であったのではないでしょうか。

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《石川かおり》

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