ワークライフバランスなんぞどこ吹く風!?退職者が続出する働きマン過ぎるプロデューサー
番組制作会社の方たちと“休日”について話す時、気まずい思いをすることがあります。
先週末、ある番組制作会社のプロデューサーと話していて、「もしかして2連休ですか?」と驚かれました。
この日は金曜だったので、土日と普通に休む予定でした。
キャリアトレインは一般的な企業ですので、基本的にはカレンダー通りの休日形態です。
番組制作の仕事に携わる方は、なかなかカレンダー通りの休日とは行きません。
土日休みなんて夢のまた夢!?という方もいます。
それにしてもこのプロデューサーの休日に対しての考え方にはこちらこそ驚きました。
私「たまにはお休みも欲しいですよね~」
プロデューサー「全然」
私「休みなんかいらない!って感じですか???」
プロデューサー「休みたいと思ったことがないな~」
しょえ~です。
仕事人間?ハングリー?なんて言うのでしょう。。。
番組制作が好きで人生をかけているのは十分わかりました。
ですが、、、
下の子たちはさぞかし大変でしょうね。
聞いたところによると、このプロデューサーについているアシスタントプロデューサー(AP)も同じような勤務形態だそうです。
もちろんアシスタントディレクター(AD)たちも同じく。
上が帰らないから帰りづらい。
上が休まないから休みづらい。
独特の悪循環が生まれています。
プロデューサー自身には強制しているつもりはないのですが、空気を作ってしまっているのです。
そうなると、下の子たちも長くは持ちません。
1年未満で辞めてしまうスタッフが続出する会社になってしまいました。
驚く私に放たれたプロデューサーからのとどめの一言は「休みが欲しいと言う奴はこの仕事は勤まらない」でした。
「それくらいの意気込みで取り組んで欲しい!」と言うことかな?
無理やり解釈しようとしましたが、違うようです。。。
最近こういったタイプの番組制作会社の方には会わなかったのですが、まだまだ生息しているようです(笑)
《石川かおり》