本当はお呼びでない場合も!?扉をこじ開けるのは応募者の熱意!?

2014年6月30日

某大手エンタテイメント企業の人事担当者と、最近の応募者の傾向について話したのですが、応募者が聞くとびっくりするであろう話が飛び出しました。

この企業は現在、ある求人広告媒体で映像コンテンツ制作職の募集をしているのですが、応募者のほとんどが未経験者だと嘆いていたのです。

それもそのはず、求人を見るといたるところに「未経験者歓迎!」「経験不問!」と記載されているのです。

これならもちろん未経験者の方だって応募します・・・よね!?

どうやらこの企業は「経験者」しか採るつもりがないようで、窓口を広く見せる為・・・と言うか、考えなしに「未経験者歓迎!」としたようなのです。

未経験者でも社会人として何らかのスーパー人材だとしたら可能性が出てくるそうですが、基本的に未経験者は一括でお断り。(この求人広告媒体はクリック1つで複数の応募者に不採用通知が出来るシステム)

そんなことを知る由もない未経験の応募者は、一生懸命に自己PRして良い結果が出ることを少なからず期待するわけです。

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激化する人材獲得競争の中で、未経験から育てようとする企業は増えてきましたが、それでも本当はウェルカムじゃないんだけど、「未経験歓迎!」としておこうとする求人企業は驚くほど多いのです。

ちなみに、キャリアトレインのサイトに掲載している求人は私の知る限りリアルな募集になっています!
※選考を進めていくうちに、他者と比較し、応募要項が変わっていくことは往々にしてありますが。

ただ、「未経験者でも良いが、社会人として○○が出来ていて欲しい」とか、求人サイトには現しづらいニュアンスは人材紹介会社経由で知ることが出来る部分です。

求人広告は、求める人物像をあまり絞り込まないで広く募る傾向が強いようです。

では、求人を見たまま信じるしかない求職者はどうしたら良いのでしょう?

「未経験者歓迎!」と記載されていることに安心せず、未経験者なりにアピール出来ること(熱意含む)をするべきなのです。

「やる気は誰にも負けません」という誰もが書くようなことではなく、自分らしさや職種にリンクさせた自己PRを意識してみてはいかがでしょうか?

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≪石川かおり≫

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