【就職・転職サポート事件簿】放任?放置?親も子も覚悟が必要な仕事選び!

2014年6月12日

私「ご両親はテレビ業界で働くことを反対していないの?」

Y君「お前の好きなようにしろと言ってくれているので大丈夫です。」

少し前にテレビ番組制作のアシスタントディレクター(AD)として働き始めたY君(22歳)

ある日・・・

Y君「親が辞めた方が良いんじゃないかと言うので」

こう言ってたった数ヶ月で退職し、地元に帰ってしまいました(汗)

つまりこういうことです↓

子供に好きなようにしろと言っておいて、嫌だったら辞めて帰って来い。

無責任な放任主義と思ってしまうのは私だけでしょうか?

退職理由に親御さんを出すのは何とも幼稚ですが、Y君をすんなり受け入れる親御さんも理解出来ません。

2014年5月8日のブログ「【就職・転職サポート事件簿】もはや一般化!?子供の就活に干渉しすぎる親たち!」で、放任主義とは反対の困った親御さんのことを書きましたが、子供の言うことをホイホイ受け入れて正そうとしないのも考えものです。

先日、お世話になっている番組制作会社の社長とこの話をしたのですが、社長自身が業界に入った時の話を聞いて改めてY君の覚悟のなさを痛感しました。

高校3年生の時にテレビ業界に入ると決意し、芸術大学に入学した社長ですが、進路選択時にお父様から問われたそうです。

「一生の仕事にするんだろうな?」

高校3年生でこの質問に即答出来る社長も凄いですが、子供に覚悟を決めさせる父親こそが本当の親なんだと思いました。

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実際に一生の仕事になるかどうかは置いておいて、仕事を決める時はこのくらいの覚悟を持つべきですよね。

覚悟はあったけど、何らかの理由で方向転換する人を責めるつもりはありません。

もっと自身に合った適職が見付かる場合も多々あります。

ただ、最初から覚悟が見えない人も相当数お目にかかります。

人に話してみて自身の覚悟のアリナシに気がつく場合もあります。

仕事選びが親も子も真剣に考える一場面になることを願います。

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≪石川かおり≫

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