「応募先は・・・ウチだよね・・・???」求人企業が困惑する希望業界・職種とリンクしない自己PR文

2013年11月20日

夏過ぎから、来春卒業予定の新卒からの応募と、
企業の採用活動がより活発になってきたことは、
2013年10月10日 ブログ『秋採用本格化!番組制作会社の内定ラッシュはすぐそこに!!』にも書きました。

求人広告(直接応募)への応募が特に多いのですが、
求人各社に状況を確認してみると、びっくりする応募もありました。

都内私立大学4年のK君(22歳)の自己PR↓↓↓

「土日祝日お休みで、残業は1日1~2時間以内、ボーナスが出て退職金がある会社を希望しています」

ちなみにK君が応募したのは、バリバリのテレビ番組制作会社です。
いわゆるアシスタントディレクター(AD)からスタートする会社です。

この会社の求人を見ても、K君の希望が叶う要素は見当たりません(汗)

K君だけではありません。
自己PRや志望動機欄に、給与や休日などの待遇面だけを記入して応募する新卒は他にもいます。

もちろん、待遇面はとても大事な点ですが、
番組制作などのクリエイティブな世界を目指す場合は、
視点がずれているとしか言いようがありません。

待遇面を重視するのであれば、他に応募すべき職種はたくさんあります。

新卒ならではの現象ですが、
学生時代のボランティア活動や、スポーツ経験、バイトでリーダーだったなど、
ありがちな自己PRをよく見掛けます。
これらも人物像や志向を知る上で参考になりますが、
志望する職業に出来るだけリンクさせてみてはいかがでしょうか?

スポーツ経験⇒体力に自信⇒ハードなテレビ業界でも大丈夫!?

「うちじゃなくても良いんじゃない?」「この業界じゃなくても良いんじゃない?」
と思わせたらせっかくの自己PRがパーになります。

志望する業界・職種で自分はどんな目標を持ってやっていきたいか?
自分はこういう人間だから○○業界・職種に適性があるのではないか?

 

 

「やってみなければわからない」とよく皆さん言いますが、
きちんと志望する業界研究が出来ていれば具体的に表すことが出来るはずです。
未経験者なりの言葉で良いのです!

志望する業界・職種についてまったく触れていない自己PRでは、
どこの業界のどんな仕事に応募しているのかさえわからないこともあります。
せっかくの企業へアピール出来る機会なのですから、
採用担当者に「お!ちゃんと調べているな!」と思わせるような自己PRをおススメします。

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